まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

遊水地 四季彩々(2021/10/10)

2021-10-10 17:21:02 | 山野草
遊水地にはタデ科の植物が多数生えています。
サクラタデの近くにウナギツカミが目立ちます。



ウナギツカミという名前がおもしろいですね。
名前の由来は、茎に刺が生えていて、この草を使えばヌルヌルしたウナギもつかめるのではないかということのようです。
生育している場所による個体差が大きいようで、花の色も違います。




今、遊水地ではセイタカアワダチソウの黄色い花が目立ちますが、その向こうのナンキンハゼの葉が赤くなってきました。




タコノアシも紅葉して、いよいよユデダコ然としてきました。



季節はずれの暑い日が続きますが、遊水地の中は着実に秋の様相になっています。


遊水地 四季彩々(2021/10/1)

2021-10-01 18:30:17 | 山野草
遊水地の秋はセイタカアワダチソウの季節でもあります。
遊水地の中に花穂が目立ってきました。



この草は、咲き始めは杉の若葉のようにきれいな形をしています。



その内に、この花が一面を覆うようになります。



今まで散策路脇などではオオブタクサが繁茂していましたが、それを駆逐しながらセイタカアワダチソウが背を伸ばしてきています。



その内に、遊水地は黄色の花に覆われていきます。
撮影は9月29日

おかえりモネのタイトルバックに一瞬現れる黄色い花。
なぜ、あのタイトルバックにこの花が出てくるのか、気象を通じて自然や社会を守るという趣旨からは不適切な起用だと思います。
外来生物法により要注意外来生物に指定されている植物であり、本来の生態系を破壊してきた植物です。
遊水地のような広大な場所での駆除は大変ですが、田畑の周囲では以前ほど見かけなくなってきたように感じます。


遊水地 四季彩々(2021/9/30)

2021-09-30 17:25:28 | 山野草
遊水地も秋の様相になってきました。
サクラタデがきれいに咲いています。



湿地の中にピンクの帯。
サクラタデの群生です。
近づけないので遠くから見ると帯状に見えますが、かなりの面積に広がって群生しています。



1㎝に満たない花がびっしり付いています。





しばらくはきれいな花が見られます。

油断大敵!オオブタクサ

2021-09-14 18:01:01 | 山野草
オオブタクサが秋の花粉症の原因だということを知りませんでした。
オオブタクサがどんな植物かも知りませんでした。

昨日、クズの花を撮影していて、遊水地の散策路脇に並んで茂っている草がありました。
花が咲いているようだったので、後で確認しようと撮影しました。



帰宅して、鼻水が止まりません。
どうしたのかなと気になりながら、撮影した草を調べてみたら、これがオオブタクサでした。
秋の花粉症の原因になっていることも、そこで知りました。

遊水地の散策では、紫外線対策と虫対策を欠かすことはありませんが、人と接触することはほとんどありませんのでマスクははずしていました。
これが間違いでした。
存分にオオブタクサの花粉を浴びてしまいました。
鼻水の原因はこれだったようです。

すぐに点鼻薬をさして症状は治まってきました。
知らないということは怖いものです。
蜂が飛び交っている蜂の巣に無防備で近づくことはありませんが、知らないがゆえにリスクのある場に近付いてしまいました。
良い学びをしたと思っています。

オオブタクサの花



葉に落ちている花粉



オオブタクサも野草の一種なのでシリーズに加えます。
遊水地の山野草シリーズNo.57


クズの花

2021-09-13 18:03:33 | 山野草
遊水地の山野草シリーズNo.56

遊水地の散策路脇、所々でクズが茂っています。
花は葉に覆われた中で咲いているのがほとんどで、目に触れる場所にはあまり見られないですね。



そんなクズですが、葉の間をよく見れば花が見られます。



花を拡大しました。



蔓が木によじ登って花がよく見える場所もあります。




遊水地の散策路は、月単位で植物の様相が変わっていくので飽きることがないです。