一昨日、訃報が届きました。
40年近くお付き合いさせていただいていた精神科医です。
仕事上のお付き合いですが、病院内での治療だけでなく、積極的に地域に出かけて共に活動していただける方でした。
今、私が理事長をしているNPO法人が運営している障害者支援の事業所も、30年ほど前に一緒に作ってきました。当時、設立をめざしていた地域で住民の反対運動が起きた時も、先頭に立って住民の説得を行いました。これに励まされて、今の事業所の前身の共同作業所を作ることができました。NPO法人設立当初から理事として運営にも参加をいただいてきました。
医療という面だけでなく、精神障害を抱えた人たちの地域生活を支援する面でも一緒に考え行動していただいた方でした。
私自身にとっては、仕事上のアドバイスをもらったり、共に支援にあたるという点で欠かせない方でした。
年齢的には同じ世代で、昨年やっと非常勤で仕事ができるようになったとお話されていて、少し自分の時間が持てるようになったのをよろこんでいたばかりでした。
突然病に倒れて、一か月ほど前に亡くなられたようです。
様々事情があって連絡が届いたのが一昨日。
まだまだこれから活躍していただくことを期待していただけに、大きなショックを受けました。
ある意味、戦友みたいな関係だったので悲しみもひとしおです。
友の冥福を祈るとともに、残された課題をさらに進めていくことを伝えたい。
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