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(研修会の様子)
10月ですね。
今月も、まだら模様のスケジュール表です。
定時に同じ内容の仕事や活動というのはないので、日々のスケジュール管理は大変です。
先日、うつ病についての研修会に参加しました。
うつ病を理解すること、うつ病の人へのかかわり、自分自身がうつ病にならないようにするためにどうしたらよいか、というようなことを学ぶものでした。
まちともは昨年まで、ある事業所のメンタルヘルス相談の仕事を依頼されていました。
したがって、研修会で新たに学ぶということではなく、自分がそのような話をする時にどのように伝えたらいいのかということを考えたいと思い、講師のお話を聞いていました。
福祉や医療の分野で、様々な課題を抱えた人への支援にあたる仕事をしている人たちの中には、支援者自身がバーンアウトしたり、抑うつ状態になったりしてしまうことがしばしばあります。
まちとももそのような状況になってしまった人たちを何人も見てきました。
多くの場合、自分と対象となる人との適切な距離を保てないで、対象者にのめりこんでしまうということがあります。
支援者にとっては、対象者に共感すること、対象者に寄り添うことが大切ですが、これも適切な距離を保っていることが前提となるのではないでしょうか。
それが崩れると、対象者に攻撃されたりしたときに、自分の努力は何だったのだろうかというようなことから、最悪、バーンアウトしたり抑うつ状態になったりということになります。
そのような支援者自身が陥りやすい状況に対する支援が必要になります。
支援者自身に相談できる場が必要であり、それはスーパービジョンと呼ばれるような職場における仕組みを設けることでもあります。
まちともも要請があれば、個別のスーパービジョンを行います。
そんな時に伝えるのが「いいかげん」ということです。
研修会の講師も同じようなことをお話しされていました。
うつにならないための講師の提案として、背負い込むのをやめてみませんか、気配りをやめてみませんか、人と比べるのをやめてみませんか、良い人になるのかやめてみませんかという4つがありました。
まちともは、これを文字通りということではなく、常に自分への警鐘として適切な距離を保っているか見ていくことと考えました。
「いいかげん」が大切だと改めて思いました。
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(9月26日撮影 駿府城公園)
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