まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

地域の支え合い

2017-10-09 21:14:50 | 地域福祉

(光芒 10月9日撮影)

富士山の写真を撮りたいと思いましたが、雲に隠れて撮ることができませんでした。
雲の間から日光が漏れる光芒が見られたので撮ってみました。
地域の人間関係が希薄になっていると言われますが、地域の中で支え合いを進める取り組みが各地で行われています。
そんな支え合いに光があたればいいですね。

先日、当地で地域の支え合い活動を取り組むための話し合いがありました。

今、高齢社会を迎え、各地で地域の支え合いの取り組みが進められています。
主に小学校区単位で、高齢者等のちょっとした困りごとに対応する仕組みを作るという活動が行われています。
ちょっとした困りごとと言われて頭に浮かぶのは、突然足腰が痛み、ごみ出しができなくなってしまう、買い物に行けなくなってしまうというようなことがあります。
介護認定など受ける必要もなく元気に暮らしていても、ちょっとしたはずみに短期間動けなくなるということはありうることです。
また、介護認定を受けていてもヘルパーの対応範囲は限られており、庭の草取りなどが自分でできなければ誰かに頼まなくてはなりません。
近くに子供が住んでいる、あるいは近所に頼める人がいるということであれば問題ありませんが、そのような近隣との関係性が希薄になっているのも現実です。
民生委員が、しばらくの間ごみ出しをしていたという話も聞きます。

突然生じるちょっとした困りごとを、地域の課題として解決しようという動きが各地にあります。
当地でも、そのような時に支援に協力してもらえるボランティアを募ったところ70名ほどが名乗り出ました。
そのような地域の力をどう活用していくのか、そのあたりの仕組みづくりが大変なところです。
困った、支援してほしいという声をどのようにすくい上げるのか、そこにだれを支援者として派遣するのか、コーディネート機能を地域に作ることが必要になります。
課題は、コーディネート機能をだれが担うのかということではないでしょうか。

当地では、これを地区社協の役員で担い、日時限定で相談窓口の電話を設け、その受付を交代で行い、ボランティア派遣の手立てをとっていくことになりました。
どのくらいの支援件数が生じるのか不明確ですが、他の地域の取り組みをみれば、月に1件前後というところでしょうか。

そんなに多くの件数が想定されるわけではありません。しかし、一人でも助けてほしいという声があれば、それを大切にしていく仕組みを作ることが地域には求められています。



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