以前書いたように今、通信教育のレポート添削に明け暮れています。
今回のレポートの課題の一つに、テキストに書かれているコラムを読んで考えたことを書くというものがあります。
コラムには様々な立場の方が、自分の精神障害者支援にかかわるエピソードを書かれています。
受講者のみなさんも、そこから学ばれることが多く、それを読むことでまちともの体験の振り返りもでき、自分自身が学ぶことが多くあります。
あるコラムは、地域に障害者施設を作ることで、その地域の理解拡大につながったというもの。
これを読んだ受講者が、当たり前にそこにあり、当たり前に活動しているが、そこに至るまでの苦労や、施設があることが地域の理解拡大につながることがわかったと書かれていました。
その通り!と思わず言いたくなるようなレポートが多くあり、レポートを読むことが楽しく、また新たな気づきが生じます。
また、あるコラムでは、長期入院していた方の退院に至る経過と退院してからの体験が書かれています。
受講者からは、その人に合った支援の難しさと大切さを学んだという内容のレポートがありました。
まちとも自身も40年前から長期入院の方の退院に関わり、グループホームを通じて数百人の方の支援をしてきました。
そんな自身の支援を思い起こしながら、レポートへのコメントを書いています。
これから支援者になろうという人たちに、自身の経験から学んだことを伝えていくことが大切だと思いながら添削を進めています。
写真は吉田公園の桜紅葉
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