まちの安全管理センター

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中国列車事故、落雷による故障が原因か

2011-07-24 00:12:51 | 日記
事故が起きたのは浙江省の温州で、23日午後8時半ごろ、落雷の影響で停止していた福建省・福州行きの高速鉄道の列車に、北京から福州に向かっていた後続の列車が追突しました。
 この事故で合わせて6両が脱線し、そのうちの4両が20メートルほどの高さの高架橋から落ちました。これまでに少なくとも35人が死亡、210人がけがをしたということです。
 「『列車が壊れた』と皆が叫びました。つらかったです。辺りは真っ暗でした。技術が未熟です。でなければこんな事故は起きません」(乗客)
 中国国営の新華社通信によりますと、現場での救出活動はすでに終了し、中国・鉄道省は、早くも日本時間の24日午後7時までの運行再開を目指しているということです。
 また、中国国営テレビによりますと、鉄道省の報道官は初動の調査の結果として、落雷で設備が故障したことが事故の原因との見方を示しましたが、どのような設備の故障かは明らかにされていません。
 「安全性が高い印象でしたが、こんな大事故なので、他の交通手段に変えます」(乗車券を払い戻す人)
 現場近くの駅では、安全への不安を理由に乗車券を払い戻す人が詰めかけるなど、すでに影響は広がっています。高速鉄道網の整備を急ぐ中国では、6月、北京と上海を結ぶ路線が開通したばかりですが、こちらもトラブルが相次いでいます。
 安全への懸念がさらに増大するのは必至で、中国が計画するアメリカなど海外への高速鉄道の輸出にも影響が出る可能性があります。
 中国では、日本だけでなくフランスなど他数カ国の技術の寄せ集めです。いろいろと不具合が生じているのではないでしょうか?日本の新幹線技術をアメリカに独自技術として売り出している事も、大きな社会問題になっていますし。高速鉄道化を急ぐあまり安全性がおろそかになっては、話になりません。