2021年 7月
今回は Cornell & Diehl - Plantation Evening
Plantation(プランテーション)というとすぐに思い出すのは あのペリクでおなじみの St.James 地区のPoche 農園になりますが
亜熱帯地方(アメリカ南部)の大規模農園のことを言うようです
そこでは コーヒー ゴム 砂糖などを大規模に栽培しているのですが 古くは綿花やタバコなどの栽培も盛んだったようです
当初はこのプランテーションを プラネーションと勘違いしており何のことやら意味がよくわからなかったのですが 良く調べると意味がよくわかりました。
いかにもC&D らしい南部の農園風景がすぐに思い起こされ その夕暮れということですから
暖かい南部のいかにもアメリカ的なのどかな情景が思い起こされます
このブレンドもやはりバルクで供給されており 缶入りとバルクではどのように差があるのかわかりませんが あまり差の出ないようなMixture タイプなのでブルクで買っても良い気がします
OJK やEpiphany HBS などのバーレィブレンドや Yorktown の様なバージニアブレンドと同じように
バルク買いも問題ないのかなと思う次第です。
その理由の一つに
このブレンドにはこのように書かれており
A smooth, reasonably light blend of aged Virginias, Latakia, Perique and a little Turkish. An outstanding, middle of the road English blend with a delightful flavor.
熟成の効いたバージニアと ラタキア ペリク そして少量のターキッシュによる
中位のイングリッシュブレンド
この様に説明されています
喫ってみてその意味がよくわかるのですが
グッとくる目を引く特徴はありませんが それぞれのコンポーネントが互いに邪魔することなく
それぞれの良さと互いの良さを引き出す感じで喫煙が進んでゆき
軽くイヤミのない喫煙が味わえます
そうかといって軽すぎるわけでもなく
バージニアの落ち着いた甘さもしっかりと感じられ
ラタキアは強くはありませんがしっかりとしたその存在感を与え
ターキッシュはクリーミィさとハーヴィなスパイシーさを出すぎることなくやんわりと
とりわけペリクはよく効いており レイズンプラムのフルーツの香りというよりも
少しケイジャンに傾いた酸味と旨味 赤い辛みを与えるようです
ですから このブレンドは 実に喫いやすくいつでも美味いブレンドになっていると思います
VaPer に傾いた軽めのEnglish という位置づけになりますが
味はしっかりとありますのでなかなかのブレンドになっていると思いますね
予想以上のブレンドになりました
リボンカットになっていますがペラペラではなくある程度しっかりとした硬さがあります
ラタキアもターキッシュも目立ちませんが ペリクの存在はしっかり感じるようです
バージニアもレッドの風味が強いです
やはり南部の農園ということで Bayou に傾いたライトイングリッシュ と言った方が良いと思います
感想 すでに書いてしまっていますが…
TRDC のレビューを見ると
このブレンドにはラタキアは入っていない とか ペリクを感じない とか
バーレィの風味がするとか書いている方がおりますが
けっしてそんなことはなく ラタキアもペリクのしっかり入っておりますし
バーレィの風味を感じるわけではありません
ただ ラタキアは多くはありませんので目立ちませんし
ペリクに関してはしっかりその存在を感じますが プラムやレイズンというダークフルーツ的な味わいよりも酸味と旨味に特化したような発酵させたバーレィ由来の少しケイジャンスパイスの味わいのある
物を感じるようです
もしバーレィの量が多いアカディアンペリクというものがあるならば
その点がバーレィの風味を感じさせるのではないかと思うのですが
この私は しっかりバージニアの風味がベースになっていると感じます
比較対象のブレンドとしては少しずれているのかもしれませんが
思い浮かべるままに挙げて見ますと
Cornell & Diehl - Epiphany
がまず浮かびます
味わいも風味も全く違うのですが 喫いやすさという点で似た部分があります
こちらはバーレィが中心のブレンドになりますので味わいは異なりますが
ラタキアの控え目な感じとバランスの良さが似ているように思います
あちらはもっと控えめのラタキアになりターキッシュも入っていませんが
ペリクが入っているところが同じで バーレィをレッドバージニアに置き換えた感じでしょうか…
しかしやはり冷静に考えると ペリクには大きな差があるようです
こちらに使用されているペリクから思い浮かべるのは
Cornell & Diehl - Kajun Kake
になります
ケイジャンスパイスの効いた VaPer になりますが
このブレンドのスパイスを控えめにして ペリクももっと抑えた感じに軽くラタキアを効かせ
ちょっとターキッシュも効かせると似た感じになるのかな…と考えたりしますが
どちらにせよ 雰囲気だけのお話で土地柄とかそういったイメージだけの連想になります
ただ喫いやすさではEpiphany ペリクの質的にはKajun Kake を少し思い浮かべただけのことです
点火と同時に立ち上がるのは
レッドバージニアの落ち着いた甘さになります
すぐに清涼感を含んだペリクが後を追うのですがこのペリクに少し特徴があります
酸味が強く少し発酵感のあるニンニクや唐辛子を含んだ辛みと旨味を感じさせる
ケイジャンスパイスを思い起こさせます
ラタキアもウッディでアーシーなその存在を感じさせますが強いものではなく落ち着きを与える程度の効き方になります
ターキッシュはイズミルだと思うのですが 効きすぎずクリーミィなまろやかさと酸味を与えるのですが 最初は目立ちません しかし中盤以降は少しハーヴィーなスパイシーさを与えるようです
バージニアの甘さとペリクの風味は最後まで続いてゆくのですが
ラタキアは最後までまとめ役に徹しそのラタキアとターキッシュがEnglish の分類をさせるのですが
総じてC&D 的アメリカ南部的ペリクの効いた VaPer に偏ったEnglish という位置づけで
いうなれば中くらいのEnglish という言い方をするのがよく理解できます
バージニアには少しストーヴされたようなダークバージニア系の風味を感じるようです
少し加熱熟成されているのかもしれません
これと言って目を見張るような特徴はないブレンドなのですが
至って喫いやすくバランスが良いのに味もそこそこ濃いので
初心者にもベテランスモーカーにも満足感のあるそこそこのブレンドになっていると思います
思っていた以上に良いブレンドだと思います
ガンガン喫えるブレンドかと思いますね
バルクで十分だけどね
そんな感想となります
それでは また
今回は Cornell & Diehl - Plantation Evening
Plantation(プランテーション)というとすぐに思い出すのは あのペリクでおなじみの St.James 地区のPoche 農園になりますが
亜熱帯地方(アメリカ南部)の大規模農園のことを言うようです
そこでは コーヒー ゴム 砂糖などを大規模に栽培しているのですが 古くは綿花やタバコなどの栽培も盛んだったようです
当初はこのプランテーションを プラネーションと勘違いしており何のことやら意味がよくわからなかったのですが 良く調べると意味がよくわかりました。
いかにもC&D らしい南部の農園風景がすぐに思い起こされ その夕暮れということですから
暖かい南部のいかにもアメリカ的なのどかな情景が思い起こされます
このブレンドもやはりバルクで供給されており 缶入りとバルクではどのように差があるのかわかりませんが あまり差の出ないようなMixture タイプなのでブルクで買っても良い気がします
OJK やEpiphany HBS などのバーレィブレンドや Yorktown の様なバージニアブレンドと同じように
バルク買いも問題ないのかなと思う次第です。
その理由の一つに
このブレンドにはこのように書かれており
A smooth, reasonably light blend of aged Virginias, Latakia, Perique and a little Turkish. An outstanding, middle of the road English blend with a delightful flavor.
熟成の効いたバージニアと ラタキア ペリク そして少量のターキッシュによる
中位のイングリッシュブレンド
この様に説明されています
喫ってみてその意味がよくわかるのですが
グッとくる目を引く特徴はありませんが それぞれのコンポーネントが互いに邪魔することなく
それぞれの良さと互いの良さを引き出す感じで喫煙が進んでゆき
軽くイヤミのない喫煙が味わえます
そうかといって軽すぎるわけでもなく
バージニアの落ち着いた甘さもしっかりと感じられ
ラタキアは強くはありませんがしっかりとしたその存在感を与え
ターキッシュはクリーミィさとハーヴィなスパイシーさを出すぎることなくやんわりと
とりわけペリクはよく効いており レイズンプラムのフルーツの香りというよりも
少しケイジャンに傾いた酸味と旨味 赤い辛みを与えるようです
ですから このブレンドは 実に喫いやすくいつでも美味いブレンドになっていると思います
VaPer に傾いた軽めのEnglish という位置づけになりますが
味はしっかりとありますのでなかなかのブレンドになっていると思いますね
予想以上のブレンドになりました
リボンカットになっていますがペラペラではなくある程度しっかりとした硬さがあります
ラタキアもターキッシュも目立ちませんが ペリクの存在はしっかり感じるようです
バージニアもレッドの風味が強いです
やはり南部の農園ということで Bayou に傾いたライトイングリッシュ と言った方が良いと思います
感想 すでに書いてしまっていますが…
TRDC のレビューを見ると
このブレンドにはラタキアは入っていない とか ペリクを感じない とか
バーレィの風味がするとか書いている方がおりますが
けっしてそんなことはなく ラタキアもペリクのしっかり入っておりますし
バーレィの風味を感じるわけではありません
ただ ラタキアは多くはありませんので目立ちませんし
ペリクに関してはしっかりその存在を感じますが プラムやレイズンというダークフルーツ的な味わいよりも酸味と旨味に特化したような発酵させたバーレィ由来の少しケイジャンスパイスの味わいのある
物を感じるようです
もしバーレィの量が多いアカディアンペリクというものがあるならば
その点がバーレィの風味を感じさせるのではないかと思うのですが
この私は しっかりバージニアの風味がベースになっていると感じます
比較対象のブレンドとしては少しずれているのかもしれませんが
思い浮かべるままに挙げて見ますと
Cornell & Diehl - Epiphany
がまず浮かびます
味わいも風味も全く違うのですが 喫いやすさという点で似た部分があります
こちらはバーレィが中心のブレンドになりますので味わいは異なりますが
ラタキアの控え目な感じとバランスの良さが似ているように思います
あちらはもっと控えめのラタキアになりターキッシュも入っていませんが
ペリクが入っているところが同じで バーレィをレッドバージニアに置き換えた感じでしょうか…
しかしやはり冷静に考えると ペリクには大きな差があるようです
こちらに使用されているペリクから思い浮かべるのは
Cornell & Diehl - Kajun Kake
になります
ケイジャンスパイスの効いた VaPer になりますが
このブレンドのスパイスを控えめにして ペリクももっと抑えた感じに軽くラタキアを効かせ
ちょっとターキッシュも効かせると似た感じになるのかな…と考えたりしますが
どちらにせよ 雰囲気だけのお話で土地柄とかそういったイメージだけの連想になります
ただ喫いやすさではEpiphany ペリクの質的にはKajun Kake を少し思い浮かべただけのことです
点火と同時に立ち上がるのは
レッドバージニアの落ち着いた甘さになります
すぐに清涼感を含んだペリクが後を追うのですがこのペリクに少し特徴があります
酸味が強く少し発酵感のあるニンニクや唐辛子を含んだ辛みと旨味を感じさせる
ケイジャンスパイスを思い起こさせます
ラタキアもウッディでアーシーなその存在を感じさせますが強いものではなく落ち着きを与える程度の効き方になります
ターキッシュはイズミルだと思うのですが 効きすぎずクリーミィなまろやかさと酸味を与えるのですが 最初は目立ちません しかし中盤以降は少しハーヴィーなスパイシーさを与えるようです
バージニアの甘さとペリクの風味は最後まで続いてゆくのですが
ラタキアは最後までまとめ役に徹しそのラタキアとターキッシュがEnglish の分類をさせるのですが
総じてC&D 的アメリカ南部的ペリクの効いた VaPer に偏ったEnglish という位置づけで
いうなれば中くらいのEnglish という言い方をするのがよく理解できます
バージニアには少しストーヴされたようなダークバージニア系の風味を感じるようです
少し加熱熟成されているのかもしれません
これと言って目を見張るような特徴はないブレンドなのですが
至って喫いやすくバランスが良いのに味もそこそこ濃いので
初心者にもベテランスモーカーにも満足感のあるそこそこのブレンドになっていると思います
思っていた以上に良いブレンドだと思います
ガンガン喫えるブレンドかと思いますね
バルクで十分だけどね
そんな感想となります
それでは また
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