マウスピースの変色を防ぐために チェアソックスを履かせてみました・・・

2019年　9月

パイプもエステートの年代物は　ステムの変色が早くて困りもの
以前紹介したのは　黒の瞬間接着剤を塗る方法です
シアノアクリレート　という　アクリルですが
中々厚く塗れないのが弱点。
最近は　綿棒に付けて薄く塗り　更に乾燥した後　2度塗り、3度塗りを施すと
厚くなって良い感じになります。

しかし　もともと　劣化したエボナイトの上に塗る訳ですから
湿気もそうですが　それより光による劣化が　顕著です
アクリルを塗った下からでも　光による変性が起こって来ます
ですから　ラックに飾ったパイプの　上面と裏側の下面とでは劣化がまるで違います。

使っていないのに変色して来るんですね･･･これには困りました
アクリルを厚く塗ればいいのでしょうが　結構面倒な作業になります･･･

そこで　また　ネットの掲示板の情報で
マウスピースにカバーをつける　➔　自分でサックを縫う　➔　100均ショップでチェアソックスなる物を売っている　　という情報を得ました


なるほど　とおもい
ショップに行くのも手間なので
アマゾンにて　チェアソックス　で検索すると
なんといっぱい出てくるではありませんか･･･。

もともと　4本足の丸い椅子の足の部分に差し込むものですが
伸縮性があり　脱げないように　シリコンが中に塗られている様で
丈夫でかなりの優れものの様です。

値段は色々ですが
今回買ったのは
こちらの

中国製の　16本入りが　480円の物と
違うメーカーの　20本入りで　1100位の物なのですが（当然送料は無料）
私の目的の為であれば　安いほうで良いかと思いました。


この箱を開けると

無造作に指サックのような袋がたくさん出て来ます


数えると　やはり

16本入っています



このように

左側のは　袋を裏返したものですが
シリコンゴムが　タテに3本塗られているのが分かります
これをマウスピースにはめて　光があたらないようにしたのが



この様になります
やや大き目ですが　シリコンゴムがついてるので　簡単には脱げません
不格好で　鑑賞には不向きですが
これで変色を抑えられるならば　充分かと思います。

このおっさんのスタンスには　これは願ってもない方法かと思いました
このソックス　パイプのマウスピースには少し大きいのですが
光はしっかり遮断するので　期待が持てます。

そんなお話しでした

それでは　また