Samuel Gawith のラタキアタバコを喫って思う事・・・

2019年　7月

前回のレビューでは　SG　の　Balka Flake　をやったのですが
このところ　SG　の再確認　という作業が続いています

この　SG　のタバコは　日本の販売店でも買えるので　というか　今は海外通販では何故か
手に入らない状態になっているのが不思議ですが･･･。
海外ではどれも人気が高く　流石老舗の　タバコ屋さん　という感じになります。
歴史も古く　手作業の頑固な製法で　さすがの品質　ということなのですが･･･

このシリーズでは
ラタキア物を喫ってみました

下の2缶と　左上の1缶　が今回喫ったものとなるのですが
この他にも　Commonwealth Mixture　 さらに　Perfection　辺りを入れると
おおよその　SG　のラタキア物が出そろいます。

この中で一番人気は　Squadron Leader
ついで　　　　　　　Skiff Mixture　の人気が高く
Commonwealth Mixture　≒　Balkan Flake　➔　Perfection　の順に低くなるようです。

ラタキアにどっっぷりと漬かり切っている　この私の好みでは
Skiff　⇐　Commonwealth　≒　Balkan Flake　⇐　Squadron　⇐　Perfection　
となります。
何故人気の高い　スコードロンが　低いのかというのかは　なかなか分かっては貰えないような気がしますが、私には　何度喫っても　良さは分かるのですが常に物足りなさを感じて
しまうようです。


SG　のラタキア入りタバコ全般に言えることは　SG　ですから　そのバージニアの質の高さ
は申し分のない所なのですが　ラタキア　オリエントに関しては　
どうもひねりが無さすぎるようです･･･
Skiff　と　Squuadron　に使用されている　ラタキアも　
もっと大事な部分を演出する　オリエントも　全く同じものが使われているようにに思います
バージニアとの比率が違う様ですが　かなり似た味の質でしょうか。

それならば　オリエントの特徴が強く出ている　Skiff　の方が面白く感じるわけです。
特徴にあまり癖の少ない　スコードロンを喫う意味を見つけられません･･･。
私にとっては　中途半端なブレンドに位置する様です

GLP　の　Westminster　も　強さ的には　このスコードロンと　同じようなブレンドで
ラタキアの強さもあまり強いわけではありませんが　その味わいは　全く違います
あちらは実に美味いし　飽きが来ません。

ラタキア物　に関しては　マクレや　GLP　とは差がかなりあるようです
味わいも　美味さも　全く別の物のように思います。
私が好むのは　やはり　マクレや　GLP　のそれということになります。


なんでも　複雑な味わいがいい　というのではありません
やや単純に見える味わいでも　その中にわかりいい自分好みの美味しさがあれば
一番いいと思います。　分かりやすいのが一番ほっとします･･･私はそう思います。


Balkan Flake　も　喫っているうちに　その美味さがよく分かるようになってきました。
まるで　FVF　のようなバージニアを感じます。
アーシーで　ヘイの香りの起つ　美味いバージニアを感じるようになりました
しかし　このラタキアが　どうもよく分かりません･･･
本当にラタキアなのか？　と言いたくなってしまいます
ラタキア風味のケンタッキー　のような味わいか？
と言っておられる方もいるようですが　私もそう思います
そんな味がしますし　ラタキア本来の味とはどうも違いますね。

SG　はやはり　バージニアに特筆すべきものがある製造元ですね
マクレ亡きあと　GH　と並び　美味いバージニアタバコを作り続けています。
しかしそのラタキア物に関しては　それに使用されているバージニアは良いのですが
ラタキア　オリエントに関しては工夫が無く　物足りなさを感じてしまう様です。

そう言った結論になります
もちろん私だけの感想ですが
それでは　また