鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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おっさんのB級グルメ哲学 ラーメン その8 琴似地区-②

2018年08月24日 | おっさんのB級グルメ哲学
2018年 8月

おっさんのB級グルメ哲学 ラーメン も その8 となります

今回は ラーメン激戦区 琴似地区の その②となります
今は もう勢力地図が変わっているようですが なにせもう20年近く前の話なので
今の方には馴染みのないお店かもしれませんが このおっさんにとっては 当時の
頗る有名な店だったのですね・・・。

そんなお話になるのですが
その 琴似地区の店の前に 同じ頃 もう1軒 関連性のある店がありました。

その店は すすきのと石山通の間 東本願寺北側の通りを 西へ250m 程向かった
ところの
南7条西8丁目 にある 五丈原 ですね


このお店 当時の超繁盛店だったんですね
いつも行列が出来ていたのですが・・・今は・・・
それでも やはり 人気があるようです。
近くに えびそば一幻 という今や札幌の超人気店が出来たので今は少し忘れ去られた存在ですが、
それでも 今なおそこそこの人気があるようです。




当時そのままの店舗ですね

店内には

券売機があります

一番人気は

とんしお(700円)

サイドメニューの



チャーシューおにぎり が今なお人気の様です
このおにぎり凄いボリュームで 170円だそうです
この私は その存在は知っていたのですが 食べたことはありません
ラーメンしか食べないのでね・・・、でも これを目当てで来る人もいるようです。

そんな五丈原のラーメンなのですが このラーメン 旭川ラーメンなんですね
佐藤製麺さんの 低加水中細縮れ麺を使用しています ぼそぼその麺なんですね。
そこがいいところなのですが スープが豚骨と魚出汁のよくきいた 実にクリーミィ
なスープで やさしい味なんですね。
チャーシューもトロトロでうまいです。

実は このラーメンと 琴似の次に出てくる 山桜桃 のラーメン
どこか似ているんですね まるで 山頭火のラーメンがルーツのような感じがします。

なので ここで五丈原なのですが これは後で聞いた話ですが
この店の奥さんと 山桜桃の奥さんは 山頭火がらみの 繋がりがあるようです
本当かどうかは定かではありませんが それならばと 納得が行きますね・・・。


当時は 札幌で こんな美味い旭川ラーメンが食えるのかと 驚きがありましたね。
今でこそ当たり前ですが 当時はね

しかしながら その後しばらくして再訪した時に 少し味が変わったような気がして
それと同時に 少しずつ客足が遠のいていったような気がします・・・。
スープの味が少し雑になったように思いましたねその時は ナンバンの味も気になりましたし

美味しい事は美味しいのですが そこそこになった感じでした・・・
口が慣れたのかもしれません。



さて お次が 琴似地区 駅前通りを まっすぐ琴似神社のすぐ隣にあった
山桜桃です(この漢字はなかなか読めませんが ゆすら といいます)
丁度 桑名の反対側 駅前通りに面したところにあった小さな カウンターのみの
店でしたが やはり行列が出来ていたんですね。

しかしながら この店は もうここにはありません 
手狭なこの店から 宮の沢に大きな店を建てたんですね。
それと同時にこの店をたたんだのですが この店があった頃が 一番いい頃だったようです。
テレビにも出たり 札幌駅のラーメン共和国にも出店したりと手広くやっていたようですが
あっという間の凋落 でした・・・。

最初に 琴似駅前の店で食べたときは そのずっしりとしたスープのうまさとボリューム感に
感動したものでしたが そこでは 一度しか食べていません
なので 幸い よく食べる機会があった
山桜桃 宮の沢本店 の方が 今回のお話しとなります




駐車場もしっかりしている ラーメン屋さんとしては 大きな店です

ここの店の売りは
 


豚骨?



醤油 なのですが


おっさんの好みは

このネギラーメンとなります。


やはり こちらも中細の旭川麺の 旭川ラーメンなんですね
しかし 以前より美味しくなくなりましたね・・・
何処が違うかと言えば スープが違いますね 以前より仕事が雑になったようですし
脂分も多くて スープに雑味が感じられます 濁りがあるんですね。
残念ですね ここも好きなラーメンだったのですが・・・
やはり一番のスープにキレがなくなると 味がボケて来ますね。

そう思っていて 最後に食べたのが ネギラーメンなんですが
ネギが多いのはそうなんですが このラーメン
煮干しを特に強調した豚骨ラーメンなんですね
このラーメンが実に美味かったんですね
実にキレがある 旨みたっぷりのラーメンで かなり美味かったんですね
これならば もう一度食べたくなりますね 今でもその味は覚えています。

愛想の良いおかみさんも元気そうなので
また頑張って欲しいものです。



最後に 当時の有名店で 他の店はみなこの場所からきえてしまったのですが
今なお 頑張っている このおっさんのお気に入りのお店である
ななし さんの登場となります


この店はずいぶん行きました
しかし いつ行っても その期待は裏切られません。
味のぶれない 実に仕事の丁寧なお店 ということです。




暖簾には 旭川ラーメン という字が大きく書かれていますね
まさに その通りの味ですね
このお店 旭川の蜂屋 さんと同じく 加藤製麺の流れをくむようで
その関係者さんがやっているお店の様です。

しかしながら 今の蜂屋さんの味とは違って もっとマイルドで自然で柔らかい味の
スープまで完全に呑みほしてしまう 実に美味いラーメンなんですね



醤油








何時も食べる 大盛りですね


塩も醤油も どちらもすこぶる美味いですね
肩ロースのチャーシューを スライサーで薄く大きくスライスして2枚載せてあります
シナチクもうまいし ストレートの旭川麺です
やや硬めがいいかも。

スープににごりなし 脂っ気も無いほうですね
煮干しと豚骨の スープの透き通った旨みが 胃にやんわりと染み渡ります
いくら食べても 食べ飽きしない 素晴らしいラーメンでしょうか

これ以上も これ以下も 何も必要としない 心のふるさとのラーメンかもしれません
このおっさんにとってはね。


こたび登場した 五丈原も 山桜桃も 旭川ラーメンですが
やはり この ななしも 旭川ラーメンとなります。
しかし その流れと 味は まったく違うようです。

山頭火の流れをくむ 旭川ラーメンは その豚骨の甘味が強い様です
それに反して こちらの蜂屋系の 旭川ラーメンは その甘みよりも
魚の旨みの方をうまく出しているように思えます どちらも同じように豚骨と煮干し
という組み合わせですが そのスープの取り方は違う様です。

蜂屋系 だからという訳ではなく むしろ蜂屋よりもずっと美味い このななしのラーメンは
このおっさんの特に好きなラーメンですね。

真面目そうな店主と その息子さんと奥さんがやってます
ずっと 頑張って欲しいものです。


次回は 狸小路へでも行ってみようかと思います
それでは また
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