2021年 12月
今回は Gawith, Hoggarth & Co. - Kendal Dark
GH のタバコでは 前回の Kendal Kentucky に引き続いての シャグタバコになります
パイプで喫うにはこのシャグたばこ 頼りなさがあってあまり好きではないのですが
RYOタバコ(手巻たばこ)にするためにこの様なカットにされているのだとは思うのですが
それ以外にも原因がありそうです
Kendal Kentucky もどちらかと言えば強いタバコでしたが このタバコも強いと思います
また 味的にはDark Bird’s Eye に似ているようですが
詰めやすさもあって強さもある為 詰め方によって味の感じ方も強さもかなり違いが出てくるようです
そこいら辺りを考えると 詰めやすさと火付の良さと喫いやすさ
たばこの強さの調節 ということを考えてのシャグタバコなのかと思いました
シャグタバコは 刻みタバコのようにカットが細いですから
ボウルの中で葉っぱが膨らんでくるのである程度軽く押しながら詰めないとスカスカになってしまいます また緩すぎると燃焼が進みすぎるきらいがあって その辺も注意をしなくてはなりません…
皆さんのレビューを見ると 小さめのパイプに硬く詰めるとよろしい
という意見が多々見られるのですが
この私の感想では そうは思いませんね
堅く詰めるのは良くないと思います
ゆっくりと燃えはしますが このタバコの強さが起ちすぎて辛くなってしまいます
なのである程度少しだけ指で調節をしながら幾分押さえつける感じて詰めると良いと思います
そうしてゆっくり静かに喫ってやると
甘さも強くたち 辛さも強さも適度に感じられる美味いブレンドになるかと思いました
パイプも小さなものより少し広めのパイプが良いと思います
その方が少し強さがマイルドになるようです
同じシャグカットのブレンドとして
こちらのブレンドもあります
左のKendal#7 も同じくシャグカットになっておりますが
Kendal Kentucky も含めて そういった詰め方が良いと思いました
見た目はほとんど同じ感じですが
当ブレンドは air cure されたバージニアが入っているそうです
これがまた問題になります
KK においてはバーレィが100%でしたが
当ブレンドは 火で燻されたバーレィ(あるいは火で燻されたバージニア)
と自然乾燥されたバージニアが使用されております
TRDC の説明を見ると
A combination of dark fired and air cured Virginias cut into a fine shag for easy smoking.
しかしこのように記載されていて これをみると
火で燻されたバージニアと 自然乾燥されたバージニアのコンビとなっていると書いてあります
ところが ブレンドのコンポーネントを見ると
Contents Burley, Virginia
Flavoring Nuts / Beans
この様に書かれておりますからちょっと違うことになります
バーレィが入っているとしっかり書かれていますね
どっちやねん ということになりますが
SPDC における商品説明を見ると
Kendal Dark, from Gawith, Hoggarth & Co. is a combination of Malawi dark fired and Indian air cured Virginias cut into a fine shag for easy smoking.
この様に書かれており
マラウイの火で燻されたバージニアと 自然乾燥されたインディアンバージニアが使用されていると書かれており バージニアしか使用されていないことになってます
どちらを信じればよいのか分からなくなってきますが
喫ってみた感じ当ブレンドにはバーレィの風味を感じますし
シガーのテイストも感じることになることから
マラウィのバーレーを使用したケンタッキーと dark air cured Indian leaf は使用されているのではないかと思います
しかしその他にも 火で燻されたマラウィのバージニアおよびその他の自然乾燥されたバージニアが入っているかどうかは不明ですが どちらも入っている可能性はあると思います
細かい記載はありませんのでそういったものを想像するにとどまります
また TRDC に記載してある ナッツとビーンズのフレイバーですが
どちらもはっきりわからない というのが実感です
微かにトンキンの味わいを感じることもあるようですがとっても微妙でよくわかりません
ましてやナッツの風味などは感じることは出来ず
レビューを見ると 軽い Lakeland Scents を感じるというのをよく見ますが
この私には全く感じることが出来ません…
ただ 軽いゼラニウムの香りは感じるような気がしますので幾分そういったフローラルな香りがついているのかもしれません
Dark Flake の構成を見ると
マラウィのケンタッキーと インディアンバージニアを半々で混ぜているようなので
たぶん似た感じの構成になるかと思います
シャグにしてあるのは詰めるのが簡単なのもそうですが
それ以外に強さをやわらげる意味もあるかと思います
それだけ当ブレンドやその他のKK などのブレンドは 構成している葉っぱ以上に
強さがマイルドで喫いやすいと思います
DBE は知りませんがおそらくこのシャグカットのブレンドはそういった意味合いがあるのかと思われ
多少湿った状態でも乾かすことなくフワッと詰め静かに喫ってやると
強さも程ほどで甘さも香りも程よくたつ美味いブレンドになるかと思いました。
感想
ようやく感想となりますが KK もそうですが当ブレンドも Kendal#7も幾分湿り気があります
しかしあえて乾燥させることなく詰めてやる方が良いかと思います
けっして固く詰めないことが肝要かと思います
それなりに緩く詰め静かに喫ってやることが味を引き出すコツかと思いました
点火とともにやって来るのは
KK(Kendal Kentucky)にはなかったバージニアの甘さと味わいになります
軽いシトラスの風味とともに さっぱりとした自然乾燥されたバージニアのやはり軽い甘さがやって来ますね
強いものではありませんがグラステイストを含んだ爽やかな甘さになります
少し清涼感のあるこのさっぱりとした甘さはトンカビーンズを思わせますが強いものではありません
こうしたバージニアを中心とする甘さを伴う喫煙が進んでゆくのですが
次第に違う味わいがやって来ます
このバージニアにヘイの香りはほぼ感じないのですが
中盤近くから 少し酸味を含んだ無機質っぽい味わいを感じることになります
バーレィのような風味になりますが同時にケンタッキーのようなタバコ感のある
強い味わいに変わってゆくようです
いわゆる VaBurKey の味わいになるのですが
バージニアの風味よりも強くこの味わいが立ってきますので こちらの味わいが中盤過ぎから
目立つことになります
火で燻された葉っぱのスモーキーさも感じられますが それと同時に感じるのは
シガーライクなマデュロラッパーの味わいになります
おそらく dark air cured Indian leaf によるものだと思いますが
このテイストがこのブレンドの特徴になり 少しコクを含んだこの味わいと
ケンタッキーの強さが終盤を支配するようです
少し強めの味わいを残して終煙となるのですが
さっぱりとしたバージニアの甘さの中に 強いタバコ感と強さ
少しコクのあるシガーライクなテイストを感じさせるブレンドになっており
C&D におけるバーレィブレンドとは全く違う味わいになるかと思います
ダークな味わいがまるで違うと思います
シャグの特徴でもありますが知らないうちに終煙を迎える
そういったブレンドかと思います
喫い方ひとつで強さ甘さは変わってきますので感じ方はそれぞれですが
私の場合はあまり強くないなという印象になります
ですから名前とは裏腹に気さくなとても喫いやすいブレンドになっていると思いました
シャグを硬く詰めるわけではありませんので すぐに喫煙も終わってしまいますが
強さもそこそこありますので そういった吸い方で良いかと思います
KK とは違った さっぱりとしたバージニアの甘さを味わえるブレンドかと思います
モーニングコーヒーにも合います
予想以上の気さくなブレンドかと思いました
次回は Kendal #7となります
それでは また
今回は Gawith, Hoggarth & Co. - Kendal Dark
GH のタバコでは 前回の Kendal Kentucky に引き続いての シャグタバコになります
パイプで喫うにはこのシャグたばこ 頼りなさがあってあまり好きではないのですが
RYOタバコ(手巻たばこ)にするためにこの様なカットにされているのだとは思うのですが
それ以外にも原因がありそうです
Kendal Kentucky もどちらかと言えば強いタバコでしたが このタバコも強いと思います
また 味的にはDark Bird’s Eye に似ているようですが
詰めやすさもあって強さもある為 詰め方によって味の感じ方も強さもかなり違いが出てくるようです
そこいら辺りを考えると 詰めやすさと火付の良さと喫いやすさ
たばこの強さの調節 ということを考えてのシャグタバコなのかと思いました
シャグタバコは 刻みタバコのようにカットが細いですから
ボウルの中で葉っぱが膨らんでくるのである程度軽く押しながら詰めないとスカスカになってしまいます また緩すぎると燃焼が進みすぎるきらいがあって その辺も注意をしなくてはなりません…
皆さんのレビューを見ると 小さめのパイプに硬く詰めるとよろしい
という意見が多々見られるのですが
この私の感想では そうは思いませんね
堅く詰めるのは良くないと思います
ゆっくりと燃えはしますが このタバコの強さが起ちすぎて辛くなってしまいます
なのである程度少しだけ指で調節をしながら幾分押さえつける感じて詰めると良いと思います
そうしてゆっくり静かに喫ってやると
甘さも強くたち 辛さも強さも適度に感じられる美味いブレンドになるかと思いました
パイプも小さなものより少し広めのパイプが良いと思います
その方が少し強さがマイルドになるようです
同じシャグカットのブレンドとして
こちらのブレンドもあります
左のKendal#7 も同じくシャグカットになっておりますが
Kendal Kentucky も含めて そういった詰め方が良いと思いました
見た目はほとんど同じ感じですが
当ブレンドは air cure されたバージニアが入っているそうです
これがまた問題になります
KK においてはバーレィが100%でしたが
当ブレンドは 火で燻されたバーレィ(あるいは火で燻されたバージニア)
と自然乾燥されたバージニアが使用されております
TRDC の説明を見ると
A combination of dark fired and air cured Virginias cut into a fine shag for easy smoking.
しかしこのように記載されていて これをみると
火で燻されたバージニアと 自然乾燥されたバージニアのコンビとなっていると書いてあります
ところが ブレンドのコンポーネントを見ると
Contents Burley, Virginia
Flavoring Nuts / Beans
この様に書かれておりますからちょっと違うことになります
バーレィが入っているとしっかり書かれていますね
どっちやねん ということになりますが
SPDC における商品説明を見ると
Kendal Dark, from Gawith, Hoggarth & Co. is a combination of Malawi dark fired and Indian air cured Virginias cut into a fine shag for easy smoking.
この様に書かれており
マラウイの火で燻されたバージニアと 自然乾燥されたインディアンバージニアが使用されていると書かれており バージニアしか使用されていないことになってます
どちらを信じればよいのか分からなくなってきますが
喫ってみた感じ当ブレンドにはバーレィの風味を感じますし
シガーのテイストも感じることになることから
マラウィのバーレーを使用したケンタッキーと dark air cured Indian leaf は使用されているのではないかと思います
しかしその他にも 火で燻されたマラウィのバージニアおよびその他の自然乾燥されたバージニアが入っているかどうかは不明ですが どちらも入っている可能性はあると思います
細かい記載はありませんのでそういったものを想像するにとどまります
また TRDC に記載してある ナッツとビーンズのフレイバーですが
どちらもはっきりわからない というのが実感です
微かにトンキンの味わいを感じることもあるようですがとっても微妙でよくわかりません
ましてやナッツの風味などは感じることは出来ず
レビューを見ると 軽い Lakeland Scents を感じるというのをよく見ますが
この私には全く感じることが出来ません…
ただ 軽いゼラニウムの香りは感じるような気がしますので幾分そういったフローラルな香りがついているのかもしれません
Dark Flake の構成を見ると
マラウィのケンタッキーと インディアンバージニアを半々で混ぜているようなので
たぶん似た感じの構成になるかと思います
シャグにしてあるのは詰めるのが簡単なのもそうですが
それ以外に強さをやわらげる意味もあるかと思います
それだけ当ブレンドやその他のKK などのブレンドは 構成している葉っぱ以上に
強さがマイルドで喫いやすいと思います
DBE は知りませんがおそらくこのシャグカットのブレンドはそういった意味合いがあるのかと思われ
多少湿った状態でも乾かすことなくフワッと詰め静かに喫ってやると
強さも程ほどで甘さも香りも程よくたつ美味いブレンドになるかと思いました。
感想
ようやく感想となりますが KK もそうですが当ブレンドも Kendal#7も幾分湿り気があります
しかしあえて乾燥させることなく詰めてやる方が良いかと思います
けっして固く詰めないことが肝要かと思います
それなりに緩く詰め静かに喫ってやることが味を引き出すコツかと思いました
点火とともにやって来るのは
KK(Kendal Kentucky)にはなかったバージニアの甘さと味わいになります
軽いシトラスの風味とともに さっぱりとした自然乾燥されたバージニアのやはり軽い甘さがやって来ますね
強いものではありませんがグラステイストを含んだ爽やかな甘さになります
少し清涼感のあるこのさっぱりとした甘さはトンカビーンズを思わせますが強いものではありません
こうしたバージニアを中心とする甘さを伴う喫煙が進んでゆくのですが
次第に違う味わいがやって来ます
このバージニアにヘイの香りはほぼ感じないのですが
中盤近くから 少し酸味を含んだ無機質っぽい味わいを感じることになります
バーレィのような風味になりますが同時にケンタッキーのようなタバコ感のある
強い味わいに変わってゆくようです
いわゆる VaBurKey の味わいになるのですが
バージニアの風味よりも強くこの味わいが立ってきますので こちらの味わいが中盤過ぎから
目立つことになります
火で燻された葉っぱのスモーキーさも感じられますが それと同時に感じるのは
シガーライクなマデュロラッパーの味わいになります
おそらく dark air cured Indian leaf によるものだと思いますが
このテイストがこのブレンドの特徴になり 少しコクを含んだこの味わいと
ケンタッキーの強さが終盤を支配するようです
少し強めの味わいを残して終煙となるのですが
さっぱりとしたバージニアの甘さの中に 強いタバコ感と強さ
少しコクのあるシガーライクなテイストを感じさせるブレンドになっており
C&D におけるバーレィブレンドとは全く違う味わいになるかと思います
ダークな味わいがまるで違うと思います
シャグの特徴でもありますが知らないうちに終煙を迎える
そういったブレンドかと思います
喫い方ひとつで強さ甘さは変わってきますので感じ方はそれぞれですが
私の場合はあまり強くないなという印象になります
ですから名前とは裏腹に気さくなとても喫いやすいブレンドになっていると思いました
シャグを硬く詰めるわけではありませんので すぐに喫煙も終わってしまいますが
強さもそこそこありますので そういった吸い方で良いかと思います
KK とは違った さっぱりとしたバージニアの甘さを味わえるブレンドかと思います
モーニングコーヒーにも合います
予想以上の気さくなブレンドかと思いました
次回は Kendal #7となります
それでは また
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