鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Captain Earle's - Stimulus Package

2020年01月28日 | パイプタバコ
2020年 1月

今回のレビューは Captain Earle's - Stimulus Package



このシリーズ 5作品目となります
このシリーズで 使用されているラタキアは どれも同じものだと思われ
同じ様に ラタキアが満載のブレンドとなります。
そこは C&D の Pirate Kake と同じようなラタキアであり 似たようなブレンドが
多いのも このシリーズ なのですが Tenrussians にしても Nightwatch にしても
Pirate Kake とは全く似ていないのも事実ではあります。
それは 50%以上のラタキアを使用しているにもかかわらず その他のコンポーネントに
大きな違いがあり 味も全く違っているからに他成りません。


葉組は
Latakia, Oriental/Turkish, Virginia
となっており いたってシンプルな構成ですが
本当にそれだけなのかは わからない所になります・・・。


裏側には

この様な事が書かれています
特に何も書いてある訳でもありませんが
劇薬チックな このブレンドの名前は ラタキアがたっぷり入っていることをあらわしているように思えます。




蓋を開けると

黒い いつものお約束事の ごっつい クランブルケーキが出て来ます






こうして見るとかなりの黒さがあり ラタキアの多さが分かります
硬いクランブルケーキではないので そこは Pirate Kake とは違います
(後者は かなり固くなっています)


これを

この様に指でほぐして詰めるのですが
パラパラと 塊をばらけさせ 軽く詰めるだけでOK となります

後はいつもの様に 簡単に点火が出来ます。


感想

ダークラタキアブレンド と言っていい。

点火と伴に起ち上がるのは 圧倒的なラタキアになりますが
このラタキア ウッジーな 清涼感と冷たさを感じます・・・
それが何処から来るのかはっきりしないのですが(でもおそらくターキッシュかスパイス)

この感じは Nightwatch では感じなかった味わいになります。
甘さもしっかりと感じるのですが おそらくバージニアと ターキッシュと ラタキアから
来るものかと思われるのですが
この甘さが少し強いのかな・・・と思われます。
ブレンド自体はシンプルですから 複雑な部分はなく分かりやすい味わいになります

最後まで こういった味わいが続いて行きますが
このタバコは 美味いですね ・・・。

TenRussians とも Nightwatch とも Private Stock とも違う
ラタキアが満載のブレンドとなります
まさに ダークラタキアブレンド群 となります。


こうしたブレントたちを 如何に説明するのか苦労するのですが
一つの方法として
イメージ的な方法になりますが

〇 暗さと 明るさ
〇 冷たさと 暖かさ


これらの 感じるイメージから説明すると少し分かりやすいかと思うのです
もちろんそれだけでは説明しきれるものではありませんが

一つの目安として ウッジーな清涼感などは 冷たさの一つの目安
おなじく 生薬っぽいスパイシーさについても 冷たさの一つの目安

甘さに関しては 明るさの目安
アーシーさに関しては 一つの暖かさの目安

この様なものを大雑把に考え その他にも 酸味であるとか トースティであるとか
ナッティ であるという風な味の部分も 複雑にそのブレンドのイメージを変えて行く
のかと思われます。


このブレンドに関してイメージするところは
やや冷たく やや明るく というところになります。

ラタキアのウッジーな所が冷たさを
バージニアの甘いところが 明るさ引っ張るのですが
その他にも オリエントのスパイシーさと 生薬っぽいハーバルな味わいも
そう言ったイメージに関係して来るのかと思います。



レビューを見ると このブレンド Pirate Kake によく似ているという人が多いです
実はこの私も そうは思うのですが
最初はそうは思いませんでした

それよりも 冷たさという点において GLP の Gaslight によく似ていると思いました
生薬っぽいスパイシーな所もそう思わせた要因ですが
冷静に考えると それとは 甘さの質が違うようです・・・。

また その次に似ているのかな・・・と思ったのは
あの ベンガル3兄弟 とくに 白ベンガルになります
ダークバージニアの様な甘さを少し感じるのと
少しアニスっぽい甘さを感じてしまうのでそう思ったものですが
何度も喫っているうちに どうもそうではなく 純粋にラタキアと オリエントの甘さに
よるものだと思うようになりました・・・。


そこで Pirate Kake と言う事になるのですが
PK の場合は バージニアは入っていなく キャベンディッシュタイプの バーレィ
と言う事になります。 ですから もっと甘さの質は軽くて もっとトースティで
もっとドライでナッティ な味わいになります。
似てはいるのですが その辺りが全く違うと思いました

しかし ストックしてある PK を取り出して実際に喫ってみると よく似ていましたね・・・。
確かに甘さの質は少し違う様で オリエントというか ターキッシュの質も違ってくるの
ですが 大きな味わいにおいてよく似ていると思います。

ガンガン喫ってしまう バブリーな発砲感は PK には及ばず 甘さの軽さと
病み付きになるシンプルさと喫いやすさでは やはり PK と言う事になりますが

これ程まで似ているとは意外でした・・・。
C&D で作っているのですから どれかは似ていて当たり前のような気もしますが
そういうことであるならば というか PK がある以上は
このシリーズの このブレンドを選択する理由はないのかな・・・と思うのですね。

そう言った意味において 新鮮味ということでも
このブレンドは必要ないのかな と思いました・・・。(私的感想)



しかし 味わいは 似ているとはいえ 微妙に違うので
このタバコもアリなのかもしれません
私は PK における バーレィ のドライ感と軽さが気に入っていますので
そちらなのですが バージニアの深みのある甘さが良いのなら こちらのブレンドとなります
そう言った甘さと 少しスパイシーな所がお好きな方には こちらのブレンドです。

どちらも 美味いブレンドだと思いますので
お勧めのブレンドにはなります

そんな感想でした
それでは また
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