だからだな、統計は正確性よりも連続性が以下略。ファイザー製ワクチンのデルタ株に対する入院回避効果は96%です。アストラゼネカ製でも92%です。英保健機関PHEがそんな発表をしたらしいのだが、何故有効率ではないのか。モニョったのでPHEのサイトの論文(未査読)をザックリ読んだ。有効率はそれぞれ88%、67%なのだが、変異株の多様化で標本数が不足して妥当な推定が出せない(標本抽出が医療機関に限られる)。だから入院せずに済むのがどれ位か予測した方が現実的、と云うことらしい。だったらそう云う風に伝えれば良いのにと思うが、有効率の定義そのものがややこしいので、「ああ、打っておけば安心なんだ」と云う雰囲気がザックリ伝わればそれでOKなのかも知れない。それに感染しても高熱で寝込むだけで済むかも、と云うデータは有難い(多分)。ただ、公表される数値には敏感にモニョる粘着質のおっさんが極東に居る事は、頭の隅に置いて欲しいのである。