どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3563

2022-10-09 18:38:51 | 時間の無駄
人の頭の数だけ考え方は存在する。故に社会を成立させるには法が必要になる。ちょっとおかしい、実情にそぐわない等の疑問や不満が出るのは、明文法の宿命と言えるだろう。それでも時代によって解釈の食い違いが生じる等、多少のブレが生じるのは致し方ない所である。そこで求められるのが良識なのだが、結局は人次第になってしまうのが残念である。コロンビア議会が「議場へのペット同伴可」とする画期的決定を下したそうである。早速「ペットだ」と馬に乗って登院し入場しようとした議員と悶着を起こしたそうで、同伴可能とするペットを列挙する様に改訂するしかあるまい。しかし犬でも品種によってはポニーの大きさの個体も居るだろうし、今後も何かと紛糾の火種になりそうである。自分の信じる規範や常識は思っているより狭いものであり、法に則ってある程度の縛りを掛けるべきなのだが、ちょっとおかしいと困惑する機会は少ないに越した事は無いのである。