フードロス削減へのご協力有難うございます。そう感謝されると少々面映ゆい。最近の半額シールは気配り上手で、「廃棄寸前のこれでも食ってろ貧乏人が」と表に出さない優しさを感じる。私達の快適な食生活は、確実に発生するフードロスによって支えられている。これはモッタイナイとかそう云う基準の話ではなく、食品を経済原理に従って流通させる為に避けられないコストである。捨てるならタダで配れ的な発想は、その循環を破壊し兼ねないので短慮は控えたい。とは言えロスは減らすに越した事は無いので、今後も積極的に協力していく所存である。ただそう云う経済原理的に健全なフードロスの対極にあるのが、シーズン食品である。恵方巻とかクリスマスケーキとかを予約無しで販売しているコンビニ滅びろと思ってしまう。ただ両者の境界は曖昧なのも確かであり、冬場に暖かい部屋で食べるハーゲンダッツ最高、と云うのを健全と言い切るにはやや躊躇うのである。