どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3860

2023-08-02 19:24:40 | 時間の無駄
悩ましい問題である。小規模集落に通っている水道管が経年劣化しても、改修工事の投資回収が見込めない場合が有る。そこで貯水施設にタンク車で水を運ぶ方式が検討されているそうである。水質管理に課題が残っている様だが、実現出来れば大幅なコストダウンが可能との事である。水栓を捻れば安全な水が出てくる生活が当たり前では無い事を改めて実感する。トイレで水を流す度に罪悪感を抱くのであるが、それはどうでもいい。昭和のイケイケドンドン期に造られた設備も半世紀を経て、あちこち補修しなくてはならない状況であるが、人口減少時代である。潤沢な予算が有る訳では無い。「この橋通るべからず」の警告文を掲げておいたのに「ならば真ん中を通りましょう」と頓智を披露して橋もろとも川に落ちる小坊主が現れないとも限らない。老境に向かう人間同様、社会インフラもだましだまし労わりながら使う時代なのであり、解決策は今の所見当たらないのである。