一番安上がりでもある。埼玉県加須市の平成国際大学で、高齢者向けのe-Sports体験会が開催されたそうである。同大学の水國教授の研究に拠れば、「ぷよぷよ」をプレイした高齢者の反応速度と認知機能が改善したとの事である。ゲームだけで健康寿命が延びる訳も無いが、体を動かすのが億劫な人が居るのも確かである。そう云った層が要介護予備軍にならないだけでも十分効果は見込めるし、健脚な人はポケモンGOを楽しんでもらえば宜しい。スウェーデンには平均年齢70歳超えのFPSのプロチームも存在するそうだから、ぷよぷよ以外にも色々と興味を向けてもらえればと思う。ぷよもトップランカークラスになると素人では理解の及ばない領域に突入するので侮れないが、別にそれを目指す必要もあるまい。何より野良で対戦すると初心者はボコボコにされるのが当たり前である。操作以外にメンタル面のフォローも出来る指導者が居れば、高齢者のe-Sports普及に弾みが付くと思うのである。