ちょっと無理が有るんじゃないかな。Googleが検索サービスを独占しているせいで広告費が跳ね上がり、商品価格に転嫁されているせいで生活が苦しくなったと、英国の消費者団体がエクストリームな訴訟を起こしたそうである。全国民6500万人に対し総額1兆3400億円払えとの事だが、因果関係をどう証明立てるのかを楽しみにしている。検索サービスで圧倒的シェアを握り莫大な広告費をせしめているのは事実で、好ましい状態ではないのは確かだが、広告は検索結果にのみ表示される訳でも無い。いかがでしたか系アフィリ狙い情報スカスカまとめサイトにアクセスすれば、その数倍もの興味の無い広告を目にする事になろう。訴えるんだったらまずはそっちからに思えるのだが、生活費の補填はまず望めないのは明らかである。英国の司法がどんな判断を下すのかは分からないが、同様の訴訟の乱発を防ぐ為にも棄却して、広告ブロッカーの使用を国民に促すのが建設的に思えるのである。