生涯修行を楽しむ
「人生、還暦からが本当の自分の人生だと考えています」 これは松原泰道老師の言葉だが、私もそんな感じがしている。 リタイア後はほぼすべてが自分の時間だから、自分のやりたいと思って...
日韓の対立は宿命なのか?--兄弟喧嘩を克服するためには
複雑系脳科学の権威中田力氏によると、日本人と韓国人の染色体に有意の差は認められない、という。 要するにどちらが兄か弟かはさておくとして、兄弟関係にあるということだ。 逆にそんな...
バイデン登場で世界は分断から融和へーー日本の進むべき道はどうあるべきか
熾烈を極めたアメリカの大統領選もようやく終幕を迎えつつある。 この4年間トランプがかき乱した「国際協調」という価値観が、バイデンによってもう一度再建されるであろう。 またそうあ...
アメリカは「民主的な法の秩序」を取り戻すことが出来るか?
アメリカ大統領選は未だ決着がついていない。 だがバイデン優勢の状況は変わらないだろう。 4年前トランプの出現で世界はびっくりしたのだが、それで世界は少しでも良くなったのだろうか...
人物評価の基準ーー地位で人を評価すると誤る
のどかな時代には、「末は博士か大臣か」というのが立身出世物語の定番だった。 ところが今や「大臣」は、能力など関係なしに当選回数と派閥間のバランスで決まる。 ...
わが国は重心が上がってきているーー危険な兆候
コロナ過と市場原理主義の浸透による格差拡大で、この国が持っていた「安定性」が崩れつつある。 要するに「重心」が上がってきているのだ。 嘉納治五郎が「柔道原理」の中心に置いたのが...
国会論戦から見えてくる今後の政局を占うーー菅政権の行くへ
衆議院予算委員会が1日から始まった。 一問一答形式だから、質問者や答弁者の能力があからさまに出てしまう。 政治家にとっては真剣勝負の場であろう。 ...
「全集中の呼吸」も乱れる菅首相の国会答弁
衆院予算委員会で国会論戦が始まった。 周りの側近からの入れ知恵なのか、菅首相は今はやりの「鬼滅の刃」でよく使われるきめ台詞を使った。 全集中の呼吸で答弁します。 しかし実際は...
維新による「大阪都構想」敗退後の政治状況を占う
維新による「大阪都構想」は、あえなく潰えてしまった。 大阪市を廃止して4つの特別区を作るという提案だが、NOを突き付けた大阪市民は賢明な選択をしたと思う。 もしこの住民投票が賛...
安倍・菅政権の問題点ーーー歴史は繰り返す、独裁化の危険
安倍政権になって使われ始めた言葉が「忖度」である。 そして菅政権になってもっと悪質な形で出現している。 「忖度」から一歩進めて「介入」だ。その悪しき例が「日本学術会議」への人事...