ミシュテイカは「雲の人々の地」という意味を持ち、古代メキシコ文明が反映していた土地である。だが、、今は世界でも最も土壌侵食が深刻で、土地の83%がすでも農業が出来ないほど疲弊している。
「メキシコの多くの農村は、木材や薪、水資源が欠乏しています。私の生まれ育った土地も創で、私の家族や村人の多くはあらゆる苦難を経験してきました。中でも農村住民を一番苦しめていたのは、土地浸食で土地が不毛化していたことなのです。そこで、1950年代から近代農業化に向けた動きが始まったのです」
政府は、化学肥料や農薬によるトウモロコシのモノカルチャーを推進してきた。だが、それがもたらしたのは、惨憺たる結果だった。推奨される高収量品種を栽培してはみたものの、地元の風土条件に適さないために収量が落ち、化学肥料や農薬大は跳ね上がり収入は激減した。化学肥料の過剰施肥で土壌は酸性化し地下水が汚染されれば、農薬散布で魚や川エビ等の食料昆虫も消えていく。
更に1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が実施されると、国境関税がなくなり、米国の補助金つき輸出農産物の大攻勢で国産の半値のトウモロコシがなだれ込む。トウモロコシ価格は、45%も下落して生産コストを割り込む。政府からの補助金がカットされ、農民達は、化学肥料や農薬はおろか、種子を買う資金すら失う。
残されたのは荒地だけだった。
メキシコといえば、緑の革命の発祥の地である。近代農業は成果を上げたのではなかったのか。
「以前は政府はよく支援してくれたものでした。今は州政府も連邦政府も何もしてくれません。それがグローバリゼーションがもたらした結果なのです。緑の革命もグローバリゼーションの一部です。誰がその技術を作っているのでしょう、多国籍企業です。モンサント、バイエル、ノバルティス・・連中はいたるところにいます。初めは情報がありませんでしたから、技術を取り入れました。ですが、今となっては、多国籍企業の製品で農村は救われるどころか、私らの土地、私らの家族は台無しにされたのです」
原産地であるにもかかわらず、トウモロコシも自給できない。輸入量が12倍となり、25%以上が外国さんとなり、栄養的にもバランスが取れていた豊かな伝統食は、米国からの輸入トウモロコシはジャンクフードに変わった。そして、米国は、モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシを用いるよう政府に圧力を掛け、トウモロコシの在来品種を汚染していく。
ずっとずっと以前のメキシコの実情でした・・・・2013年の日本の実情はどうでしょうか?トウモロコシは主食ではない日本ですが大半が米国からの輸入です。更に日本の在来種はもうほどんとありません・・・種は全てがF1種です・・・二度と復活しないでしょうね。
NAFTAではないですが、TPPが舞っています・・・10年後の日本はいったいどんなものを食べて過ごすのでしょうか? それは目の前に来ています。まだ我々現存し、子供達は遺伝子組み換え食品を食べさせられて、また、ポストで完全味付けされたポストハーベストで味付けされた米や小麦や豆を毎日食べることになるのでしょうね。
それを選ぶのは我々です、貴方・貴女達です・・・何とかなりませんかね・・何とかしませんかね・・何とかしましょうよ。 未来の日本人のために!貴女の子孫達です。
「メキシコの多くの農村は、木材や薪、水資源が欠乏しています。私の生まれ育った土地も創で、私の家族や村人の多くはあらゆる苦難を経験してきました。中でも農村住民を一番苦しめていたのは、土地浸食で土地が不毛化していたことなのです。そこで、1950年代から近代農業化に向けた動きが始まったのです」
政府は、化学肥料や農薬によるトウモロコシのモノカルチャーを推進してきた。だが、それがもたらしたのは、惨憺たる結果だった。推奨される高収量品種を栽培してはみたものの、地元の風土条件に適さないために収量が落ち、化学肥料や農薬大は跳ね上がり収入は激減した。化学肥料の過剰施肥で土壌は酸性化し地下水が汚染されれば、農薬散布で魚や川エビ等の食料昆虫も消えていく。
更に1994年に北米自由貿易協定(NAFTA)が実施されると、国境関税がなくなり、米国の補助金つき輸出農産物の大攻勢で国産の半値のトウモロコシがなだれ込む。トウモロコシ価格は、45%も下落して生産コストを割り込む。政府からの補助金がカットされ、農民達は、化学肥料や農薬はおろか、種子を買う資金すら失う。
残されたのは荒地だけだった。
メキシコといえば、緑の革命の発祥の地である。近代農業は成果を上げたのではなかったのか。
「以前は政府はよく支援してくれたものでした。今は州政府も連邦政府も何もしてくれません。それがグローバリゼーションがもたらした結果なのです。緑の革命もグローバリゼーションの一部です。誰がその技術を作っているのでしょう、多国籍企業です。モンサント、バイエル、ノバルティス・・連中はいたるところにいます。初めは情報がありませんでしたから、技術を取り入れました。ですが、今となっては、多国籍企業の製品で農村は救われるどころか、私らの土地、私らの家族は台無しにされたのです」
原産地であるにもかかわらず、トウモロコシも自給できない。輸入量が12倍となり、25%以上が外国さんとなり、栄養的にもバランスが取れていた豊かな伝統食は、米国からの輸入トウモロコシはジャンクフードに変わった。そして、米国は、モンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシを用いるよう政府に圧力を掛け、トウモロコシの在来品種を汚染していく。
ずっとずっと以前のメキシコの実情でした・・・・2013年の日本の実情はどうでしょうか?トウモロコシは主食ではない日本ですが大半が米国からの輸入です。更に日本の在来種はもうほどんとありません・・・種は全てがF1種です・・・二度と復活しないでしょうね。
NAFTAではないですが、TPPが舞っています・・・10年後の日本はいったいどんなものを食べて過ごすのでしょうか? それは目の前に来ています。まだ我々現存し、子供達は遺伝子組み換え食品を食べさせられて、また、ポストで完全味付けされたポストハーベストで味付けされた米や小麦や豆を毎日食べることになるのでしょうね。
それを選ぶのは我々です、貴方・貴女達です・・・何とかなりませんかね・・何とかしませんかね・・何とかしましょうよ。 未来の日本人のために!貴女の子孫達です。