ずーっとためらってきたが、今日初めて姉のことを語ろうと思う。
私には姉が2人、弟が1人いる。
姉は2人とも変形性股関節症である。
私だけが先天性股関節脱臼だった。足が不自由なため子供時代から姉達には心配をかけたり、助けられたりもしてきた。
姉達は30代過ぎてから少しづつ症状が出始め、今では私の術前の状態とまったく同じ。進行状態もかなり悪くそれでも人工置換はせずに、痛み止めを服用したり、接骨院に行っていた。
特に一番上の姉は、先の私の人工股関節手術に対して、
「する・しない(手術)は哲学なのよね~」と言っていた。
つまりこれからどういう生き方・生活をするか、そのためにどうしてもやった方がいいのかどうか? 本人の身体の状態と認識にかかっているように思う。だから横一列に並べて比較するものではないのだけれど。
ところがその姉が年末に突然足が痛くなり、歩けなくなった。今まで経験した事もない痛みなそうで、もう迷うことなく手術を決意したのである。たとえ残りの人生が数年であっても人工にしたいという強い決意だ。
私という前例があるための心強さもあったかも知れないが、それよりもまして足の状態が深刻で、連絡が来た時はもう直ぐにでも!という悲痛な状態であった。
諸検査を終えてやっと入院日が2月8日、手術が14日という事に決定した。
手術を決意する動機やタイミングがよく話題になるが、今時点でのつらさや痛みの限界がこのように現実のものとして厳しいものであるならば、もうQOLの向上などとは言ってはいられない。
私の場合は子供時代の手術経験やリハビリのつらさがトラウマになって、なかなか決意には至らなかった。かなり状態が悪くなっても3年くらいは迷ったり、途中でキャンセルしたりと往生際が悪いというのかなんというのか・・・。
「哲学なのよね~」とのんきに言っていた姉が、このように短時間で決意したのだから、よっぽどの事だったのだと思う。
それが我々の抱える股関節症の現実なのかも知れない。
すぐ上の姉は、同じ病を持ちながらも、姉妹一番の元気もの・働きもので痛み止め薬を飲みながら周りの者達の面倒や世話をよく焼いている。
↓
ブログです。
私には姉が2人、弟が1人いる。
姉は2人とも変形性股関節症である。
私だけが先天性股関節脱臼だった。足が不自由なため子供時代から姉達には心配をかけたり、助けられたりもしてきた。
姉達は30代過ぎてから少しづつ症状が出始め、今では私の術前の状態とまったく同じ。進行状態もかなり悪くそれでも人工置換はせずに、痛み止めを服用したり、接骨院に行っていた。
特に一番上の姉は、先の私の人工股関節手術に対して、
「する・しない(手術)は哲学なのよね~」と言っていた。
つまりこれからどういう生き方・生活をするか、そのためにどうしてもやった方がいいのかどうか? 本人の身体の状態と認識にかかっているように思う。だから横一列に並べて比較するものではないのだけれど。
ところがその姉が年末に突然足が痛くなり、歩けなくなった。今まで経験した事もない痛みなそうで、もう迷うことなく手術を決意したのである。たとえ残りの人生が数年であっても人工にしたいという強い決意だ。
私という前例があるための心強さもあったかも知れないが、それよりもまして足の状態が深刻で、連絡が来た時はもう直ぐにでも!という悲痛な状態であった。
諸検査を終えてやっと入院日が2月8日、手術が14日という事に決定した。
手術を決意する動機やタイミングがよく話題になるが、今時点でのつらさや痛みの限界がこのように現実のものとして厳しいものであるならば、もうQOLの向上などとは言ってはいられない。
私の場合は子供時代の手術経験やリハビリのつらさがトラウマになって、なかなか決意には至らなかった。かなり状態が悪くなっても3年くらいは迷ったり、途中でキャンセルしたりと往生際が悪いというのかなんというのか・・・。
「哲学なのよね~」とのんきに言っていた姉が、このように短時間で決意したのだから、よっぽどの事だったのだと思う。
それが我々の抱える股関節症の現実なのかも知れない。
すぐ上の姉は、同じ病を持ちながらも、姉妹一番の元気もの・働きもので痛み止め薬を飲みながら周りの者達の面倒や世話をよく焼いている。
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ブログです。
いつも高いヒールの靴を履いていて私はそれがとてもうらやましい
私も手術をするのをためらっている状態だけど
おねえさんのように急激に痛みが出たら案外すんなり手術に踏み切るのかも....と思いました
妹も先天性股関節脱臼だった
だけど、スポーツ得意で今も元気です
ただ、足の長さは2センチ違ってました
お姉さんが早く元気になるといいですね
決意されてから2ヶ月程で手術できるのはよかったです。予約しても半年以上待たされる場合が多いですものね。あまり長く待たされると不安になったりします。
お姉さま、寒さと痛みで辛い時期でしょうけどお大事になさってください。
姉がそういう状態になったのは、母が亡くなったあとなんです。3人もとなると悲しんだかもしれません。
私たちはそれぞれ娘がおりますが、今のところ問題はないのです。気にはなっていますが。
☆わんちゃんさん
「痛みを我慢するか、手術して自分の人生を有意義に送るか」。
究極の教えですね。
勇気がいるけど、やはり良かったと思っています。
☆ココロンさん
大きな病院なのに、手術が思ったより早くてよかったです。
本人にしてみれば長かったことでしょうけど。
痛いのはつらいですよね。
痛い・・・歩かない・・・体重が増える
悪循環。
かおりさんは車であちこち行かれているようですね。
私は用事がないときはほとんど引きこもり状態です。
読んでくださりうれしいです。
「怖いもの知らず女」
うん、同じです~。
人工股関節にしてしばらくは制限や不便さが気になりマイナス思考ばかりでしたが、大分慣れてきてとても有り難く感じるようになりました。
海外旅行も楽しんでおられるようですね。
私は11時間の飛行にもたじろいでしまっています。
人生なにごとも前向き・前向き。
教えられました。