人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

大根足

2006-03-29 | 人工股関節
 恥ずかしながら、今日は私の「大根足」のはなし。
 手術する以前は悪い左足が全体的に極端に細く短かったのだが、今両方を比べてみると、筋肉(お肉?)がしっかりついてきて、右足のほうが幾分細いように思える。効き足がすっかり逆転してしまったようだ。歩行の主軸は左足に移行してしまい、その結果痛い右足をかばう事になってしまう。変形性股関節症の宿命なのだろう。

 足の長さは正確に測ると、2~3センチの差があるようだが、座ると膝頭(ひざがしら)がきちんと揃って見えるので、ほぼ同じくらいだと思える。やはりうれしいな。
 それが一番実感としてわかるのは、目の前の景色が揺れないこと。これは実に気分爽快である。昔若き乙女だった頃、背中に太陽の光を受けると、自分の影が大きく揺れ、学校の帰りなどとても悲しい思いをしたものだ。
 今さらながらそんな些細な事に喜びを感じている自分である。
 
 喜びの「大根足」を写真か絵にしようと思ったが、どうしても卑猥になるのでヤーメタ!

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