ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

蛍の夕べ~イベントのお知らせ

2009年06月05日 10時02分35秒 | 田舎暮らし
梅雨入り間近。
近所では田植えもほぼ終わり、かえるが一段と元気よく鳴き始めました。
蛍の頼りもぽちぽち。
これから蛍の季節を迎えます。

前お知らせした「蛍の夕べ」のイベントは来週の土・日です。
まだ今からでもいけますので是非ご参加下さい。
でも予約はお早めに!

蛍の講演会の講師は河本雅視氏。
長年小中学校で理科の教師を勤める傍ら、蛍の研究を続けてこられた方です。
NHKテレビなどでも何度もとりあがられ、特に蛍に関しては、「蛍に対する農薬の影響」や「蛍の養殖と研究」や「蛍の成育と自然保護」
などの研究で数々の賞を受賞されています。
今回は肩のこらない「蛍の話」
ぜひお気軽にご参加下さい。

詳細はこちらです
コメント (2)
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廃鶏

2009年06月05日 03時04分47秒 | 鶏の話
廃鶏10羽は毎日7~8個は卵を産んでいる。
それなのになんで廃鶏?

実は産み疲れで卵の形がいびつなものや殻の色がむらがあるものなど、もありこれじゃ売れないな、というものも2~3個はある。
もちろんそれでも自給用には少しも困らない。

卵も野菜もどうやら食品よりも前に美術品らしい。
消費者はまず色や形に金を払う。

消費者は卵はS・M・L・LLしかないと思っているのだろうか?
SSもSSSもLLLもあることを知ってほしい。
これらは規格外ということで流通にのることはない。
昔は黄身が2つある大きな卵がたまにあって、たまたまそれに当たると得した!と思ったものだけど、今ではそんなことはまずない。
流通以前に規格外ということではねられているから。
もしこれらが流通にのることができたら消費者はもっと安い卵を買うことができるだろう。

野菜も同じで、小さな野菜や虫食い野菜などは流通以前にたいていはねられる。
野菜の品評会でも賞を得るのは、大きくて形のいいもの。味はまったく考慮されない。味見して決めることはまずないから。

日本の農業が工業に比べて著しく遅れている原因のひとつに歩留まりの悪さがあるだろう。
規格外ということでいったいどれほどの農産物が無駄になっていることか・・・。
農家はこの歩留まりを上げるために化学肥料を使い自分の身体を犠牲にして農薬を撒いてきた。
そして消費者もまた、多分・・・、自分の身体を犠牲にして「美術品」を求めてきたのだろう。
でも知ってほしい。卵も野菜も美術品ではなく食品だということを。
すると消費者はもっと安い野菜や卵を手に入れることが出来るだろう。
鶏ももっと長生きすることが出来るだろう。
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