ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

10羽の廃鶏とひとりぼっちの雄鶏(2)

2009年06月10日 04時02分37秒 | 鶏の話
10羽の廃鶏は雌鶏の中で育ったため雄鶏を知らなかった。
とひとりぼっちの雄鶏はペットで飼われていたため人間しか知らなかった。
そして今この10羽の廃鶏とひとりぼっちの雄鶏がいっしょに暮らしている。

雄鶏はなんかおずおずと・・・、それでいてとっても居心地がよさそう。
今までは仲間はずれにあって、緊張した生活を続けてきた。
廃鶏になった雌鶏たちも初めての雄鶏との共同生活に戸惑いつつも、精神的にとても落ち着いた感じがする。
鶏にとっても今まで育った環境の影響はとても大きいのかもしれない。

これからうまく有精卵になってくれたら、孵すつもりだ。
ただ廃鶏はボリスブラウンという毎日卵を産むように改良された品種でたまにしか卵を抱かない。
一方ウコッケイのように少ししか卵を産まない品種は良く抱いてくれるけど、我が家のウコッケイはもう年なのか最近はどうもうまくいかない。

というわけで、たまたまやってきた雄鶏とたまたまやってきた雌鶏たちとの卵が
たまたま孵ることを期待している。
どんなひよこが生まれてくるか今から楽しみだ。
そしてそのときこそ、10羽の廃鶏とひとりぼっちの雄鶏の話は
めでたしめでたし・・・で、終わるだろう。
コメント (4)
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