ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

初絞り

2010年10月13日 20時06分06秒 | 山羊の話
子山羊のミドリが生まれて1ヶ月すぎた。
それでそろそろ乳絞りをしようと思った。
ただそのためには夜の間だけでもミドリを母親山羊のカモメから離しておかないといけない。
そうしないとみんなミドリが飲んでしまうから。
ただ離すとなるともうひとつ部屋が・・・
今は部屋は3つしかないから。
ただいずれ部屋を増やさないといけないけど、とうてい間に合いそうに無い。
それでカモメの部屋を仕切ろうと思っていろいろ考えていたら、ふと思った。
そうだ、夜だけ子山羊をユキの部屋に入れたらいいんだ!
今まで少しもそんなこと考え付かなかった。
あのこわ~いユキと子山羊を一緒の部屋にすることなんか。
でもユキは子山羊にやさしい。
それなら一緒にしても問題ないかもしれない。
というわけで夜だけミドリをユキと同居させることにした。
すると意外なことに母山羊も子山羊も離されたことを嘆き悲しむこともなくすんなりと受け入れた。
うん、よしよしうまくいった。

ところが翌朝早くから子山羊が泣き続けている。
小屋に行ってみると別にユキからいじめられているわけではない。
ユキがどんなにやさしくてもやっぱりお母さんがいいらしい。
でもねぇ、そろそろ乳離れも、母親離れも覚えないとね。
こっちの事情もあることだし・・・
早くなれてほしい。
そのうち立派な部屋を作ってやるからね。

そしていよいよカモメの乳絞りが始まった。
やっぱりおとなしいカモメでも暴れて、せっかく苦労して絞ったバケツをひっくり返す。
こらっ!!!
・・・当分カモメとの格闘が続きそうだ。
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2日目

2010年10月13日 12時25分31秒 | 田舎暮らし
最初の日はきっと「お客様」だったのだろう。
お互いに相手をちらちらと見ながらも、平穏に終わった。
でもやっぱりこのまますんなりとはいかないよね。
新参者へのいじめが始まった。
隙を見ては突っつこうとする。
でも仲間が6羽いるというのは強みでお互いにかばいあう。
特に雄鶏が狙われるけど、そのときは5羽の雌鳥が雄鶏の周りを囲んで助ける。
というわけでそんなひどいいじめにはあってない。
まあこれくらいは仕方ないところで、
このまま行ってくれたらすぐにみんなの中で暮らしていけるようになるだろう。

ところで今度の6羽の鶏を見てると育ちでずいぶん変わるものだということがわかる。
今度の鶏は抱かれるのに慣れている。
それで抱いても騒がない、おとなしくじっとしている。
雄鶏は大きくて立派な体をしているけど、人に突っかかることも無い。

その前にもらってきたチャボは抱こうとすると大きな声を出して逃げ回る。
まったく人になついていない。
黒ウコッケイは人どころか他の鶏にもなつかない。
いつもつがいで小屋の隅っこでじっと外を見つめて暮らしている。
この鶏たちは放し飼いで飼われていた。
それで人になついてないのだろう。

それから二年前に来た大阪で飼っていたペットの雄鶏。
これは人に突っかかってくる。
きっと甘やかされて育ったために、自分は人間よりも上だと思っていたのだろう。
もとの飼い主のところでも、よく突っかかってきたという。
もちろん我が家の甘くない環境ではそんなこといってはいられない。
他の雄鶏からたちまち自分が一番弱いのだと思い知らされた。
それで今ではいじけて暮らしている。

今度の雄鶏は逃げる。
これはいいことで、あまりいじめられないですむ。
ところで5羽の雌鳥のうち1羽はもしかしたら雄鶏かもしれない。
見かけはどう見ても雌鳥だけど雄鶏の行動をすることがある。
それとも中性というのがあるのだろうか?
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