ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

日帰りで徳島へ(3)

2012年03月25日 20時21分28秒 | 田舎暮らし
帰りに脇町にちょっと寄り道。
ここはうだつの上がる町並みで有名なところ。



昔藍染の取引で栄えた街。
観光客は平日の夕方だからだろうか、ちらほら。
電柱も電線もなくそれなりに街づくりをしていることが感じられる。
でもきっと夜は真っ暗だろうな。
うだつの上がる町並みをいつまで経ってもウダツの上がらないこのぐうたら百姓が見物する。
ちょっと複雑な心境。



藍染の暖簾を1000円で売ってたので、買うかな・・・、いやもうちょっと他の店見てからにしよう・・・
というわけで他の店に入ったら、暖簾が数万円!
えっ!!!
中国産と国産のそれも多分・・・名のある作者との違い。
結局どちらも買わなかった。



この家がここで一番古い民家だそう。
確かに古そう。
しかしあらためて見ると、うだつっていったい何の役に立っているのだろう?
別段これで火事の延焼防止に役立ってるとも思えない。
単に金があることを自慢したいだけ?
ウダツの上がらない人間はついついひがんで見てしまう。

脇町見物を終って、今度はかなり遠回りになるけど、山越えはやめて高速で帰ることにした。
不安なタイヤで片道1車線の道を走るのはかなりしんどい。
70~80mキロ。
後ろの車がいらいらしているのがわかる。
追い越し車線に入るとほっとする。
どうぞどうぞ追いぬいて!
なんて思っていると直ぐに追い越し車線は終る。
ざまぁみろ!
とは思わないけど、追い越せなった後ろの車のイライラが伝わってくる。
ざまぁみろ!!
とは思わないけど、追い越せなかった後ろの車のどんくささに思わずにやりと笑う。
・・・なんてことはどうでもいいけど、それなりに走って、坂出JCにつく。
あとは瀬戸大橋をわたると本州に着く。
やっと島から本土に!と思うとやっぱりほっとする。
来たときと同じ与島SAにより展望台から島に沈む夕日を眺める。
知らない土地で見る夕日。
ちょっぴり不安、でも「旅」を感じていいものだ。
人生って毎日知らない土地で夕日を見ながら暮らしているようなもの。
毎日が不安だらけの新しい世界。明日のことなどわかるものか。
吉備SAで夕食。
海鮮丼せっと見たいなもの食べたけどこれがなかなかよかった。
さてあとは、ぽつぽつ雨の中、のろのろ運転で、不安ながらも家にたどり着いた。
真っ暗な中、山羊は怒っているだろうなぁ・・・
鶏はふてくされて寝てるだろうなぁ・・・
気になりつつもそのまま家に入り、
ぐぐっと、まずは酒を飲んだ。
さすがに疲れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする