農園のあちこち、黄色いコスモスが咲いている。
里山にコスモスはよく似合う。
それでこの農園をコスモスでいっぱいにしようと、
たまたま咲いていた黄色いコスモスの種をたくさん蒔いた。
確かにいっぱいにはなった。
でもそのうち面倒くさくなって、ほっといたら、ずいぶん少なくなった。
コスモスは強い花だけど、やっぱり草に負けてしまう。
間もなくあちこちでコスモス祭りが開かれるだろう。
どこかでコスモス祭りが流行るとすぐに各地でそれをまねする。
近くの集落でも休耕田にコスモスを植えている。
でもどうしてよそでコスモスが流行っているなら、ここではほかの花を植えよう、と思わないのだろうか?
(横並びが大好きな役人の発想だ)
そして、(旧・出雲街道の)国道沿いにあるいはJR姫新線沿いに、
違った花を植えて、年中どこかで花が咲いている、そんな花街道、花列車ができたら、もう少し客は増えるだろう。
でもまあ、そんなことはどうでもいいや。
年々ますます不精になっている。
昨日は久しぶりに百合や紫陽花の植え替えをした。
まだまだたくさんある、なんとも面倒だ。
この分ではそのうち呑むのも面倒になるのではないだろうか?
ぐい飲みに注いでは空け、注いでは空け・・・この繰り返し。
とってもむなしい行為ではないだろうか?
でもなぜだかむなしいと無駄だと思ったことはない。
この習慣はきっとこれからも続くだろう。
なんせとってもとっても律儀な性格なのだから。