ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

「即位礼正殿の儀」

2019年10月22日 17時54分01秒 | ニュースの中から
雨の中行われた午後1時からの「即位礼正殿の儀」と午前中の「賢所大前の儀」
をテレビで見た。
午前中のイベント、白装束で臨まれた「賢所大前の儀」これこそ即位礼だと思った。
天皇や王と大統領や首相との違いは何か?
それは宗教ではないか?
宗教の裏付けがあってこそ人は天皇や王を尊いと思うのだ。
天皇は神道の長だ。
そこに宗教色が出るのは当然のこと。
ヨーロッパの王国での国王の就任式ではキリスト教が顔を出す。
だからとって誰もそれを憲法違反だと問題にはしない。
ヨーロッパの王はキリスト教の裏付けがあってこそ権威をもつ。
日本の天皇も神道の裏付けがあってこその天皇だ。
ただ天皇と王との違いは、王は政治にもろに口を出す、
でも天皇は昔、飛鳥時代や建武の中興~後醍醐天皇~などを例外として、ずっと政教分離を続けてきた、それが世界最古の王政、天皇制が続いた理由だ。
とにかく天皇が政治に口出すとろくなことはない。
それは超懐古主義者、後醍醐天皇を見ればわかること。
建武の中興、というか建武の悪政は3年で終わった。
それ以後天皇が政治に口出しされたことはない。
明治以後は単に利用されただけなのだ。
それは明治以後の歴史書を見たらすぐにわかる。
そこには西郷とか大久保とか伊藤とか・・・
日清・日露・第一次世界大戦、そして大東亜戦争。
それを起こしたのは天皇ではない、当時の政治家だ。
昭和天皇は誰よりも立憲民主制を理解し守ろうとした。
そのために政治に関与することはなかった。
ただ2つの例外を除いて。
一つは2・2・6事件。
このクーデターに民主制の危機を感じてそれを抑えた。
これは民主政を維持するためには必要なことだったかもしれないけど、
はたして立憲民主制に対して、はたして正しかったか、違反してなかったかどうか?
そのため・・・・
そのため・・・・
いえいえ、だんだん酔いが回ってきた。
まだ言いたいことはいっぱいあるけど、
続きは明日にしよう。
うぃ~~~~


コメント
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