昨日は竹細工教室の竹伐り日。
年に何回か竹を伐りに行く。
日頃さぼってばかりの竹細工教室。
でも竹伐りにいかないと、みんなで伐った竹、
その竹を使うのが何とも居心地悪い。
というわけで竹伐りには必ず行くことにしている。
竹細工に使う竹は主に真竹。
里山に普通に生えている孟宗は使わない。
それは真竹の方がまっすぐに伸びて節間が長いから。
(孟宗は節間が短くて真竹に比べるとタケノコ状に生えるので竹細工には使いづらい)
孟宗は外来種、でも今では里山ではほとんど孟宗。
それは真竹が別名・苦竹、というように、タケノコが孟宗に比べると苦い(らしい)
それに孟宗のタケノコがずっと大きい。
というわけで昔は真竹ばかりだったのに、今では里山は孟宗だらけ。
今では真竹はとっても貴重。
竹細工をする人間は真竹林を毎年探し歩く。
でも意外なことに真竹林は今でもいっぱい残っている。
それは里山でなく、国土庁や自治体が管理する河川敷の竹林。
タケノコ掘りでなく堤防の保存が目的なので真竹がそのまま残っている。
そして許可さえ受けていたら、自由に(ただで!)伐らせてくれる。
とうわけで年に3回ほど伐りに行く。
というわけで昨日は思い切り・・・というか適当に・・・というか、
(なんせ高齢者が多いからね・・・)
竹を伐ってきた。
そしてこちらはというと、ごくごく普通にいい竹を伐りつつも、
いつももくせ、時々変に曲がった竹をこっそり伐る。
何に使うかわからないけど、変に曲がった竹、大好きなのだ!
さてこの曲者をどう使おうかなぁ~、なんて想像するだけで楽しい。