「有馬桜」を呑んでいる。
丹波篠山の鳳鳴酒造の純米吟醸酒を。
すっきりした辛口の酒。
この手の酒は危険だ。
呑み心地がいいのでついつい呑み過ぎてしまう。
それでぐい吞みで2~3杯飲んですぐにいつもの焼酎にすなければいけない。
丹波篠山と聞くとそれだけでうまい地酒があるような気がしてくる。
丹波篠山とか京丹後とか郡上八幡とか飛騨高山とか・・・地名を聞くだけで、酒がうまそうに思えてくる。
日本酒の定番と言えば灘・伏見そして今では新潟・秋田、
でももうそんな全国区の酒はどうでもいいや。
同じ兵庫でも灘ではなくここ西播磨にもいい酒がたくさんある。
「龍力」はすでに全国区かな・・・
八重垣酒造の「・・・無」シリーズもすでに全国区の味。
他にもいい酒あるよ。
隣の鳥取県にも「千代結び」とか、
夏子の酒のモデルとなった智頭町の諏訪酒造の「諏訪泉」とか。
すぐ隣の岡山県にもいい酒あるよ。
やっぱり全国区の酒よりも地元の人が「日本一!」と自慢する酒がきっと一番いい酒だろう。
やっぱり酒は地元でしみじみ飲みたいもの。
「有馬桜」を呑んでいる。
ちびりちびり呑んでいる。
丹波篠山の鳳鳴酒造の「有馬桜」を・・・
「有馬桜」は初めてだけど「鳳鳴」は飲んだことがある。
味は忘れたけど飲みやすい、いい酒だった。
死ぬときは・・・
最後の酒は・・・
第3のビールじゃなく、
パック入りの焼酎でもなく、
瓶入りの純米酒で決めたいもの。
それを自作の器に盛ってしみじみと味わいたいもの。