ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

落ち葉模様~最後の輝き

2020年11月09日 18時20分12秒 | 田舎暮らし



落ち葉って・・・
まるで、リストラにあって踏みつけられるサラリーマンのよう。
会社のために親木のために精いっぱいせっせと、利益を養分を送り続けたのに・・・
秋が深まると、会社の経営が危うくなると、さっさと切る捨てられるサラリーマンのよう・・・
そして誰からも顧みられることもなく道端に落ち、道端で踏みつけられていく、サラリーマンのよう・・・

でもね、そんなサラリーマンにも命の輝きがあるのだよ。
心からの叫びがあるのだよ。
落ち葉を踏みつけて歩いていく人たち。
君たちもいづれ、人から踏みつけられる身になるんだよ。
この写真を見て!
最後の叫びを見て!
そして、最後の輝きを見て!
君たちもすぐにこうなるんだよ!




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軍記物を・・・

2020年11月08日 18時12分07秒 | 本の中から
軍記物を続けて読んでいる。
将門記、陸奥話記・・・
そして今は保元物語を読んでいる。
将門記と陸奥話記は現本は漢文、
保元物語は和文。
将門・・・陸奥話・・・保元・・・平治・・・
そして平家・・・となるにつれて漢文から和文、そして和漢混交文となるにつれて、軍記物の形が出来上がった、こんな歴史を見るのは楽しい。
将門記はまだ軍記物の形を成していない。
これは軍記物語ではなく将門の反乱の記録。
これを軍記物にするにはこの5~10倍の紙数が必要だろう。
ここには人間が描かれていない。
同じく漢文で書かれた陸奥話記でも同じことがいえる。
漢文は、とりわけ四六駢儷体は話の筋を無視して対句を使い美辞麗句に走る。
これは文章に溺れて物語を正しく伝えるのにはまったく無能な文体だ。
そう、四六駢儷体ってどうしようもない悪文!
自分ではそう思っている。
この四六駢儷体を今でも今でも讃えている人が、もしかしたら今の日本にいたら・・・一言いいたい「あほか!」
まあそんなことは置いといて、
日本の物語の歴史を、軍記物を通して、知りたいと思っている。

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蜂の巣箱

2020年11月08日 17時31分26秒 | 蜂の話
何年か前に作ったミツバチの巣箱。
5箱ほど作って、2箱に日本ミツバチが入った。
そのうち1箱は残念ながら途中で蜂はいなくなったけど、
もう1箱からはどっさり蜂蜜を収穫できた。
(蜂さんごめんなさい!と内心謝りつつ、それでも越後屋のごとくほくほくしながら頂いた)
翌年も2箱蜂が入ったけど、収穫できたのは1箱だけ。
それも少しだけだった。
それからは蜂が入らない、去年も一昨年も・・・
それで今年はすっかり諦めていた。
ところがたまたま倒れている蜂の巣箱があったので直そうとしたら、中になんと蜂の巣がいっぱいあった!
残念ながらもう蜂はいなかったし蜂蜜もなかったけど、蜂の巣で蜜蝋を作ることができた。
蜂は一度巣を作った箱には翌年もまた作ることが多い。
今年は気づくのが遅くて失敗したけど、来年は期待できそうだ。


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2020年11月06日 18時31分53秒 | 写真


写真は趣味だけど、撮影会などに一度も参加したことない。
写真展などにも一度も出展したこともない。
そしてもっぱら撮るのはこの農園やこの農園の周りの写真ばかり。
だって撮影会などに遠出しても、そこで摂るのは普通の写真。
誰でもが美しいと思う写真ばかり。
そんな写真撮って何が面白いの?
他人が美しいと思う写真より、自分が自分だけが美しいと思える写真を撮る方がずっと楽しいと思わない?



というわけで苔や枯れ葉の写真。
こんな写真を撮る方がずっと楽しいと思わない?





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有馬桜

2020年11月06日 17時32分24秒 | 酒の話
「有馬桜」を呑んでいる。
丹波篠山の鳳鳴酒造の純米吟醸酒を。
すっきりした辛口の酒。
この手の酒は危険だ。
呑み心地がいいのでついつい呑み過ぎてしまう。
それでぐい吞みで2~3杯飲んですぐにいつもの焼酎にすなければいけない。
丹波篠山と聞くとそれだけでうまい地酒があるような気がしてくる。
丹波篠山とか京丹後とか郡上八幡とか飛騨高山とか・・・地名を聞くだけで、酒がうまそうに思えてくる。
日本酒の定番と言えば灘・伏見そして今では新潟・秋田、

でももうそんな全国区の酒はどうでもいいや。
同じ兵庫でも灘ではなくここ西播磨にもいい酒がたくさんある。
「龍力」はすでに全国区かな・・・
八重垣酒造の「・・・無」シリーズもすでに全国区の味。
他にもいい酒あるよ。
隣の鳥取県にも「千代結び」とか、
夏子の酒のモデルとなった智頭町の諏訪酒造の「諏訪泉」とか。
すぐ隣の岡山県にもいい酒あるよ。
やっぱり全国区の酒よりも地元の人が「日本一!」と自慢する酒がきっと一番いい酒だろう。
やっぱり酒は地元でしみじみ飲みたいもの。

「有馬桜」を呑んでいる。
ちびりちびり呑んでいる。
丹波篠山の鳳鳴酒造の「有馬桜」を・・・

「有馬桜」は初めてだけど「鳳鳴」は飲んだことがある。
味は忘れたけど飲みやすい、いい酒だった。

死ぬときは・・・
最後の酒は・・・
第3のビールじゃなく、
パック入りの焼酎でもなく、
瓶入りの純米酒で決めたいもの。
それを自作の器に盛ってしみじみと味わいたいもの。


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竹伐り

2020年11月05日 18時17分33秒 | 竹細工
昨日は竹細工教室の竹伐り日。
年に何回か竹を伐りに行く。
日頃さぼってばかりの竹細工教室。
でも竹伐りにいかないと、みんなで伐った竹、
その竹を使うのが何とも居心地悪い。
というわけで竹伐りには必ず行くことにしている。

竹細工に使う竹は主に真竹。
里山に普通に生えている孟宗は使わない。
それは真竹の方がまっすぐに伸びて節間が長いから。
(孟宗は節間が短くて真竹に比べるとタケノコ状に生えるので竹細工には使いづらい)
孟宗は外来種、でも今では里山ではほとんど孟宗。
それは真竹が別名・苦竹、というように、タケノコが孟宗に比べると苦い(らしい)
それに孟宗のタケノコがずっと大きい。
というわけで昔は真竹ばかりだったのに、今では里山は孟宗だらけ。
今では真竹はとっても貴重。
竹細工をする人間は真竹林を毎年探し歩く。
でも意外なことに真竹林は今でもいっぱい残っている。
それは里山でなく、国土庁や自治体が管理する河川敷の竹林。
タケノコ掘りでなく堤防の保存が目的なので真竹がそのまま残っている。
そして許可さえ受けていたら、自由に(ただで!)伐らせてくれる。
とうわけで年に3回ほど伐りに行く。

というわけで昨日は思い切り・・・というか適当に・・・というか、
(なんせ高齢者が多いからね・・・)
竹を伐ってきた。
そしてこちらはというと、ごくごく普通にいい竹を伐りつつも、
いつももくせ、時々変に曲がった竹をこっそり伐る。
何に使うかわからないけど、変に曲がった竹、大好きなのだ!
さてこの曲者をどう使おうかなぁ~、なんて想像するだけで楽しい。
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蜘蛛の巣

2020年11月05日 08時38分15秒 | 竹細工


蜘蛛の巣を見るとついつい竹細工を想像する。
こんな風に編んでいって縁を作り柄をつけたら籠ができる。
でもいつまでたっても初心者なので籠になるのは1~2か月はかかるだろうな。
ところが蜘蛛はこれをいとも簡単に作っていく。
でも雨が降ったら作りなおし、
人が通って壊されたらまたまた作り直さないといけない。
それでも蜘蛛は律儀に(内心きっと不満ながらも)作り直す。

「少しは見習え!だらだらだらだら、いつまでも竹細工やってるんじゃね~よ!」
と、蜘蛛から怒られそう・・・


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木伐り月

2020年11月03日 18時14分09秒 | 田舎暮らし
11月は木伐り月、とかってに決めている。
野良仕事が一段落した後、木を伐り竹を伐り、荒れた農園の周りの整備をし、
翌年の薪やシイタケの榾木つくりの準備をする。
それで11月は木伐り月。
「木六竹八」といわれた。
(旧暦で)木は6月に伐りなさい、竹は8月に伐りなさい、と言われてきた。
新暦だと、木は8月頃、竹は9月頃伐るのがいいということ。
特に竹の場合は季節外れに伐るとたちまち虫にやられてしまう。
そこで9月!ということになるのだけど、
「竹は11月!」とも言われている。
12月になると猪が土を掘り起こして若い若いタケノコを探して食べる。
その前に取りなさいということ。
というわけで竹は9月~11月が伐るチャンス。
というわけで、野菜作りを引退した今も11月は木伐り月。
今日は竹を10数本伐った。
あと20本くらいも伐ったら、目標達成!
でも厄介なのは木!
竹は中が空洞なので伐りやすい。
でも気はそうはいかない。
ノコギリでしこしこしこしこ伐った後、
どさっと大きな音を立てて倒れる瞬間、思わず、勝った~~!と叫びたくなる。
それから倒れた木を1メートル間隔に伐っていく。
枝は薪に、幹はシイタケの原木に・・・
大変な重労働が待っている。

11月は木伐り月。
一年で一番大変な時期を迎えている。

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敗北!

2020年11月02日 17時07分47秒 | ニュースの中から
とっても期待していた3つの投票。
大阪都構想の住民投票と、アメリカ大統領選、そして愛知県知事のリコール運動。
兵庫県に住んでる人間には何の関係もないし、残念ながら1票もいれることはできないけど、
でもその結果は、風が吹いたら桶屋が儲かる以上に、日本の大きな変革の第一歩が大阪ではじまるのではないか、と期待していたのに、
敗北!
信じられない結果・・・
あまりにあまりに東京集中の日本、これはとっても危険なこと、これが日本をとっても脆弱にしている。
阪神大震災の時、被災者が困ったこと、それは被害の情報がほとんど伝わらなかったこと。
だって地元の新聞やテレビ会社は破壊され、情報を収集・報道することができなくなった。
そして大手マスコミはすべて東京集中。
およそ的外れな報道ばかりしていた。

あの時、大阪に住んでいた。
夜明け前、突然「どす~ん!」と大きな音がして大きな縦揺れが2度ほどあり、
慌てて飛び起きた。
えっ、近くで爆発事故?!
そしてすぐに激しく横揺れがあって初めて地震だと気づいた。

夜が明け、窓から外を見ると~湾岸に住んでいたので窓から遠く神戸・西宮方面が見えたのだけど、まるで爆撃にあったように煙が無数に立ち上っている。
大変な事態が起こったことはすぐにわかった。
でもテレビでは少しも伝わってこない。
そして場違いな報道ばかり!
そして煙の下ではたくさんの人が押しつぶされ焼け死んでいた。
そしてそれをどうしようもなく、はらはらいらいら見てるだけ!
これが今の日本の現状なのだ!とつくづく思った。

その後少しは改善されたか?
少しも!まったく改善されていない。
大阪に住んでる人、大阪は日本の第2の都市だと思っていない?
ところがそれはまったく違う。
東京圏に住んでる人は東京以外はみな田舎。
大阪の情報は、田舎の情報は、東京にはまったく伝わっていない。
今でも阪神大震災の頃と少しも変わっていない。
大阪は単なる地方都市でしかしないんだよ。

しかしねこれではいけない。
日本をつぶすのは簡単だ、東京にミサイル数本打ち込んだらいい。
たちまち、首都機能は崩壊する、官庁は崩壊する、マスコミは崩壊する。
東京に阪神大震災のような直下型地震がおきたらたちまち日本は崩壊する。
だからこそ第二の首都を作らないといけない、
だからこそ大阪都構想を実現しないといけなかったんだよ。

しかしなぜ?
どうして大阪が第二の首都になることを否決した?
大阪市が無くなるのが寂しい?
そしてこれからもずっと一地方都市でいるつもり?
かって大阪に住んでいた人間にとって、もっともっと大阪をもりあげたかった!
ところが大阪市の住民はこれからも一地方都市の住民で満足することを選んだ。
とっても信じられない、とっても情けない!!

いったいどうして否決されたの?
絶対に支持政党の票を考えたら楽勝の選挙だった。
僅差で負けた前回の維新支持者だけの投票に上積みして.今回は公明の支持者も加わって、絶対楽勝の選挙だった。
ところがなぜ負けたのか?
それは蝙蝠政党、公明を当てにし過ぎたから。
いつも口先だけ、本音はまったく逆。
いったい今までなんど維新は公明に騙され続けてきたか!
そしてそして今回も!
公明支持者の半分は反対に回った。
これは一般の人の半分が反対に回ったということを考えると、
結局、口先だけは「賛成!」と言いながら、その実反対!
何の運動もしなかった。
これがいつもの公明のやり口。
またしてもまたしても、公明に騙された。
まったく何時まで経ってもお人好し政党だね。
まるで韓国に騙され続けた日本のよう。
騙した方が勝ち!騙された方が負け!
それが世間の常識なのだよ。
いったいいつまで日本をダメにする超保守政党、公明や共産、それから民主(うむ、これはガラパゴスなので無視しても構わないか・・・)最近は立憲民主党もガラパゴス入り、.これも無視しても構わないか・・・
ともあれ「守れ!守れ!守れ!」と言ってる人間はそれだけで、保守、ガラパゴス、利権団体。
「慎重に!慎重に!慎重に!」と言ってる政党、それだけで超保守政党。
大切なのこれから未来に向かって、新しい日本を創るためにどうやって改造していくかということなのだよ。

そこでこれから維新に望むこと
それは大阪市民は大阪市を一地方都市、一田舎都市として生きていくことを選んだのだから、
それを尊重して他の所に第二の都をつくってほしい!
そしてもっと大きな目標、道州制を実現してほしい!!
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ピーナツ

2020年11月01日 18時07分04秒 | 田舎暮らし
酒の肴というと、もっぱら豆腐か納豆か竹輪。
豆腐は醤油をかけてワサビをつけて食べるだけ。
納豆はたれをかけてかき混ぜて食べるだけ。
竹輪はそのまま齧るだけ。
肴の最低条件は手間暇かけないで食べれること。
チーズもそのまま食べれるので、これも時々肴にしている。
でも近頃は枝豆を食べている。
枝豆は未熟大豆、それをただ茹でただけ。
なんとも頼りない味だけど、これが意外と受ける。
ビールはもちろん、他の酒にもいい。
なんか素朴で物足りない・・・でもそんなところがなんともいい!
酒の肴というと、スルメ、サラミ、チーズ、塩辛・・・どれも高蛋白質、塩分高そう、健康に悪そう!
ところが枝豆だと、塩ゆでの塩分が気になりつつも、そこは大豆蛋白・・・なんか体によさそうな気がする、
でもまあ、酔ってたらそんなこと全然気にならなくなって、焼き鳥、串カツいっぱい食べるけど、
「2度付けあかんで!」・・・なんて言われながら・・・大阪にいたころはよく立ち飲み屋に行って焼き鳥食べたけど・・・
でも今では、酒の肴というと、豆腐、納豆、竹輪・・・
でも最近は枝豆を食べている。
枝豆は数少ない得意料理の一つだ。
えっ、料理?!
なんて思う人も多いだろうけど、塩加減や茹で加減でまったく味が違う。
茹で過ぎはとてもまずい!
(正直言ってここだけの話、家内の茹でた枝豆、茹ですぎ!まずい!
でもそれを言うと、すぐに「自分で作って!」と言われるので、ここはやっぱり、まずいながらも通うりゃんせ。)
所詮酒の肴。
メーンは酒なのだから。
酒の肴に時間を取られるよりももっと呑む方に時間をとられたいもの。

ところでこれからがメーンの話。
今、枝豆の代わりに茹でたピーナツを食べている。
ピーナツというと普通は炒ったものを食べる。
でも茹でたピーナツもとっても美味い。
枝豆と甲乙つけがたい。
でも茹で枝豆は普通だけど、茹でピーナツは珍しい。
というわけで茹でピーナツに軍配をあげよう。

ところでピーナツの本場というと中国だよね?
いえいえ、そんなこと絶対にない!
ピーナツの本場は千葉県。
(ついでに)ニンニクの本場というと中国だよね?
いえいえ、そんなことは絶対にない!
ニンニクの本場は青森県。
・・・かな?
ニンニクはとても作りやすい。
虫はほとんど食わないので、無農薬でもあまり失敗することはない。
というわけでニンニクは青森だけでなく、みなさん地元のニンニクも食べてくださいね!
ここ兵庫・播磨にもいいニンニクがあるよ、地元ブランド「はりま王」というニンニク。
我が家でも無農薬・無化学肥料で作っているのでお勧めだよ。

それからピーナツ・・・これは苦手だった、全然うまくできなかった。
でも代替わりして作れるようになったので、
今そのおこぼれを頂いている。
今では普通に酒の肴になっている。


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