8/3 猫にカメラ 昨日の朝のこと
これが最初の写真。
別に撮るつもりはなかった。
ところがその後、猫が出てきたのだ。
なんで猫があんなところに。
それに写真を撮ったのが猫にわかるはずがない、この距離だ。
これ、隣の工場の物を積んであるところ。
机に座ったらすごくよく見えるので撮った。
まだ4時半前だ。
その前夜、暑いので、窓は半分近く開け、カーテンの裾を持ち上げてあった。
TVを終え、窓を閉めに行ったらら、舌で呼ぶ声。
そうか、猫を呼んでいたのだ。
でも、猫にカメラをつけてる可能性があるのだ。
あれはマツザワのアパートにいた時のことだ。
母が一人になりたいと言ったので、帰国後初めて一人で住んだ。
そこでトレラと出くわしたのだ。
あれは引っ越ししてまもなく、
夜3-4cm窓を開けて寝ていた。
ふと、目が覚めて起き上がると、そのわずかな隙間に赤いランプのついたカメラがあった。
ぶら下がっていたのだ。
私が起き上がったので、そのカメラはスーと上に引っ張られて行った。
上の階から覗きをやっていたのだ。
トレラはこれまで、どのくらい隙間を利用してカメラで覗いたか?
ミヤタしかり。
実に巧みなのだ。
隣の工場は4時には仕事を始める。
ここのところ、労働環境はずいぶんよくなった。
しかし、労働者の中に、わずかな隙間からライトで照らしたり
トラックのヘッドライトを向けたりが続いている。
工場の所有者は従業員についておそらく何も知らない。
犯罪者だっているかもしれない。
それになんで私のベランダ?
誰かが頼んだのだと思っている。
もちろん、トレラだ。