8/27 世界の街道 私好きな作家、ブロンテ姉妹
長女が書いたのがジェーン・エア
次女が書いたのが嵐が丘
三女も何か書いたと思うけど思い出せない。
他に男の兄か弟もいたと思う。
ジェーン・エアを読んだときはその文章力に感動したけど
当時の世間の評価はそうでもない。
ジェーンの母親が亡くなり、父親の二度目の奥さんは
夫、ジェーンの父の死後、夫の娘を育てる気なんかなく
孤児の学校に入れてしまう。
ジェーンが受けた扱いは時代が違うこともあり
想像の域を出る恐怖。
おかしな話だけど、貧しい学校生活の中で朝食におかゆが出てくる。
オートミールのおかゆなんだけど、他の具も入っているらしい。
でも、ジェーンの番になるころにはおかゆは名ばかりで
ドロっとしたお湯みたいな食事になっている。
オートミールが大好きな私はオートミールを食べるたびに
そのシーンを思いだして、時に薄めに作ったりしたものだった。
私が作るときは牛乳で煮て、砂糖もたっぷり入れて
とてもおいしいおかゆなのだ
ジェーンは大人になってある男性のところにそこの子供の
家庭教師として就職する。
そしてその男性の婚約者である大女が恐怖のネックになるのだ。
なんかもう一度読みたくなった。
エミリーの書いた嵐が丘も読んだ。
昨日場所名を撮らなかったのだけど
この一帯は嵐が丘に出ているようななんとかという植物が
一面に生えて本から想像するに殺伐としたところらしい。
昨日の世界の街道を見るとそうも思えない。
嵐が丘は人がどう解釈しようが、私にはれっきとした
恋愛ものの小説なのだ。
英語で読める人は英語で読んで。
でも日本語でもいい、すごく新鮮に読めると思う。