ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

パーフェクト・デー

2007-01-24 12:05:46 | スペインの生活
ご無沙汰していてすみません。ご心配してくださったみなさま、ありがとうございます。イギリスは先週は嵐(強風+大雨)で、今週は雪だの路面凍結だのと大荒れの天気ですが、ペドロランドはクリスマス以来暖かな晴天が続いています。が、天気予報によると、今週後半にはアリカンテ地方で最低気温は零下1度になるということで(最高気温は17度)、ついにペドロランドにも本格的な冬がやってきそうです。

日曜日はご近所のイギリス人モーの誕生日だった。前日にイギリスから彼の親戚や友達がやってきて、ペドロランドはモーの知り合いであふれかえっている。

友人経営のバーを貸しきって夜8時から始まった誕生パーティーのテーマは、ギャングとそのガールフレンド。というわけで、黒い帽子に黒いシャツ、白いネクタイに派手な色のサスペンダーといういでたちの男性たちときらきらに着飾った女性たちが集まった。1930年代の雰囲気が漂っている。思ったよりもみなさん力を入れていて、各人の衣装を見ているだけでも楽しいパーティーとなった。まるでギャング映画のシーンのようである。ベストドレッサー賞も男女それぞれ1名ずつに与えられた。

この日は、パーティーの前に午後5時キックオフで、アーセナル対マンチェスターユナイテッドの試合があった。結果は2対1でアーセナルの勝利。しかも、1対0で先制点を許した後、残り時間10分を切ってから同点に追いつき、ロスタイムに逆転という劇的な展開だった。アーセナルのファンのモーにとっては、最高の誕生日プレゼントだ。

写真は、イギリスに一時帰国していたマギーが持って帰ってきたバースデーケーキ。もちろん、特注である。イギリスではこのような手作りバースデー市場が定着している(空港警備の厳しい昨今、こんな大きなケーキを持って帰ってくるのはさぞかしたいへんだっただろう)。たいてい、中身はイギリス伝統のヘビーなフルーツケーキなのだが(日持ちするからではないかと思う)、意外にもこれはスポンジケーキであった。ただし、日本のスポンジケーキよりはずっとヘビーだ。バタークリームと薄いイチゴジャムの層を中に挟んだ形になっている。昨日(火曜日)におすそ分けしてもらったが、バースデーケーキにしては美味であった。