ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

お得なバイキング:キム・ジアン

2008-07-07 12:00:38 | 食べ物
今日の天気はのちときどき

2軒隣りのメリルの提案で、先々週の月曜日の目的であるキム・ジアン(Kim Giang)に再度挑戦することにした。この日は土曜日。念のためにブライアンが予約を入れたが、時間を聞かれたそうだ。入れ替え制をとらないとならないほど混むことはないので、この辺りのレストランではめったに予約時間を聞かれることはない。

ここはアラカルトメニューやテイクアウトもあるのだが、ほとんどの客がバイキングを選択するということである。週末のバイキングは平日より1ユーロ50サンチームほど高くて、15ユーロ90サンチーム(2,600円)。ソフトドリンクは込みで飲み放題。

スモークサーモンと海老のすしとカニかまののり巻があったが、まるで2日間スーパーの冷蔵ケースに陳列されていたかのようにご飯が固かった(のり巻のグリーンを見て!わさびがべっとり入っていて、涙が出るほど辛かった。チリソースも真剣に辛かったようだし、「辛い」という味覚に慣れていないフランス人はどのように対応しているのかたいへん興味深い)。焼き鳥はタレがなかなか本格的な日本の味。ベトナムの生春巻きがあってうれしかった。

ほかにも温かい前菜やメインコース、デザートの種類も豊富。メニューを見てもあまりピンとこない東洋料理の初心者(あるいは、メニューの表現から料理を想像するのが上手でないわたしのような人間)には、自分が食べようとするものが予め一目でわかるバイキングはとっつきやすいだろう。

アルコール類が高い(1リットルのハウスワインが12ユーロ、アペリティフのリカールが3ユーロ80サンチーム)のが玉に瑕であるが、これだけ種類が豊富な食べ放題が15ユーロ90サンチームはお得だと思う。ちなみに子供のバイキング料金は7ユーロ。流暢なフランス語を話すベトナム人のウェイターもユーモアがあってとても感じがよかった。間口からするよりずっと大きな店内だったが、われわれが入ってから30分もすると、店内はいっぱいになる。

同時に開店した2つの東洋料理店だが、すでに勝負ありのようだ。