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10月16日(日)のフランス南部の天気は
、スペイン北東部の天気は
、ペドロランドの天気は![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
朝食後、昨日の夕方から降り始めた雨の中を出発する。途中、深い霧に包まれるが、不思議なことに、国境を越えてスペインに入るなり、太陽が現われ気温も上がる。
イギリスの主食は何かとよく聞かれるが、日本の米にあたるのがジャガイモではないかと思う。イギリスの典型的な食事のパターンというと、肉に温野菜2種類プラス何らかの形のジャガイモ(フライ、マッシュ、ジャケット、ソテー、ただゆでただけのものなど)ということになる。お隣のオランダ人に聞くと、オランダ料理も同じようなものだと言う。ベルギーも同じパターンのようだ。
西洋の主食はパンという観念が日本にはあるようだが、日本のご飯のような形でパンが食卓に上ることは、イギリスではあまりない。映画やテレビを見ていると、戦時中や戦争直後の配給制度下で、夕食時に少しの肉や野菜を補うような形で、テーブルでパンを切りながら、食事と一緒に食べているシーンが見られことがよくある(現代でも、イギリス北部を舞台にしたドラマなどではこういう食卓のシーンが見られることもある)。
今回フランスで感じたのは、ジャガイモの扱い方がイギリスやオランダ・ベルギーとは違うことだ。非常に比重が軽い。ほかの野菜と同様に扱われている。もっとも、フランス式にゆっくりと前菜・メインコース・チーズ・デザートと4コース食べたら、ジャガイモで腹を膨らます必要はまったくないのだが。異なるのは、イギリスのレストランだと、「とりあえずこれで飢えをしのいでおいてね」という感じで最初に出てきたパンは前菜が終わった時点で下げられてしまうことが多い。しかし、フランスではメインコースが終わるまで残っている。イギリスでは、チーズ・アンド・ビスケットというくらいで、チーズには必ずそれをのせるクラッカーとバターがついてくる。が、フランスではチーズだけで食べるようで(それにレタスの葉っぱとクルミのドレッシングが添えられる)、チーズが出てくる時点でパンを下げようとするウェイターに、イギリス人たちは残しておくように頼んでいた。
ペドロランド付近のレストランは北ヨーロッパ人の客が多いせいか、スペイン人経営のレストランでも、肉(あるいは魚)にサラダとポテトフライというパターンが多い。でも、本当のスペインの家庭料理では、フランスのようにパンが主食になっているケースが多いのではないと思う。主食というのは、腹を膨らませるものという意味だ。
11時間のドライブのあと、ペドロランドには8時半頃に到着した。頼まれた荷物をご近所の人たちに配って歩き、再会を喜び合った後、スペインならではの安い中華料理店に行って、いつものセットメニューをいただく。不通になっている電話線のことはしばし忘れて、無事スペイン到着を祝うのだった。
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朝食後、昨日の夕方から降り始めた雨の中を出発する。途中、深い霧に包まれるが、不思議なことに、国境を越えてスペインに入るなり、太陽が現われ気温も上がる。
イギリスの主食は何かとよく聞かれるが、日本の米にあたるのがジャガイモではないかと思う。イギリスの典型的な食事のパターンというと、肉に温野菜2種類プラス何らかの形のジャガイモ(フライ、マッシュ、ジャケット、ソテー、ただゆでただけのものなど)ということになる。お隣のオランダ人に聞くと、オランダ料理も同じようなものだと言う。ベルギーも同じパターンのようだ。
西洋の主食はパンという観念が日本にはあるようだが、日本のご飯のような形でパンが食卓に上ることは、イギリスではあまりない。映画やテレビを見ていると、戦時中や戦争直後の配給制度下で、夕食時に少しの肉や野菜を補うような形で、テーブルでパンを切りながら、食事と一緒に食べているシーンが見られことがよくある(現代でも、イギリス北部を舞台にしたドラマなどではこういう食卓のシーンが見られることもある)。
今回フランスで感じたのは、ジャガイモの扱い方がイギリスやオランダ・ベルギーとは違うことだ。非常に比重が軽い。ほかの野菜と同様に扱われている。もっとも、フランス式にゆっくりと前菜・メインコース・チーズ・デザートと4コース食べたら、ジャガイモで腹を膨らます必要はまったくないのだが。異なるのは、イギリスのレストランだと、「とりあえずこれで飢えをしのいでおいてね」という感じで最初に出てきたパンは前菜が終わった時点で下げられてしまうことが多い。しかし、フランスではメインコースが終わるまで残っている。イギリスでは、チーズ・アンド・ビスケットというくらいで、チーズには必ずそれをのせるクラッカーとバターがついてくる。が、フランスではチーズだけで食べるようで(それにレタスの葉っぱとクルミのドレッシングが添えられる)、チーズが出てくる時点でパンを下げようとするウェイターに、イギリス人たちは残しておくように頼んでいた。
ペドロランド付近のレストランは北ヨーロッパ人の客が多いせいか、スペイン人経営のレストランでも、肉(あるいは魚)にサラダとポテトフライというパターンが多い。でも、本当のスペインの家庭料理では、フランスのようにパンが主食になっているケースが多いのではないと思う。主食というのは、腹を膨らませるものという意味だ。
11時間のドライブのあと、ペドロランドには8時半頃に到着した。頼まれた荷物をご近所の人たちに配って歩き、再会を喜び合った後、スペインならではの安い中華料理店に行って、いつものセットメニューをいただく。不通になっている電話線のことはしばし忘れて、無事スペイン到着を祝うのだった。
フランス紀行楽しく読みました。どの家にするのかもう心は決まったのかな?もうちょっと捜してみるのかな?楽しみです。
今年のクリスマスはスペインですか?
こちら、昨日より冬冬してきました。あったかいところに行きたい!
実はまだ1つフランス紀行が残っていて、そこで買った家をお披露目するつもりでいました。
今年もクリスマスはイギリスです。12月7日頃にスペインを車で出発し、途中フランスで2~3泊して、銀行口座開設など用事を済ませて、11日までにイギリス入りする予定です。
今年のイギリスは(たぶん北ヨーロッパ一帯だと思うけど)数十年ぶりの厳冬になるという予報です。もっとも、おととし並みの猛暑になるという夏の予報は見事にはずれたので、あまり信用できません。
ペドロランドもこのところ寒いです。昨日なんて、ほぼ1日中ストーブをつけてしまいました。こんなことは普通2月までないのだけど。
早朝の雷雨が去って、今日は晴天です。たまった洗濯物をなんとかしないと。