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そう言えば家庭用品を扱う屋台で化粧品を見ていたら、赤ん坊を抱えた中南米人の女性がぐいぐい押してくるので、むっとしながらその場を離れたのだった。他人との間隔を広く取るイギリスでこういうことがあると、明らかに失礼なことなのだが、日本やスペインではその間隔がかなり狭いので、ちょっとむっとはしたものの、それほど気にはならなかった。が、今にして思うと、あれがスリだったのに違いない。
車上荒らしにノートパソコンを取られたのはそれほど惜しくはなかったが、現金を取られたのは悔しかった。こんなことだったら、チョコレート3つ買っておけばよかった(1つ2ユーロ、3つで5ユーロだったのだ)とか、あまり生きがよくなそうなゼラニウムだったが、買っておけばよかったとか次々と後悔が浮かぶ。だいたい、人様が汗水たらして稼いだ金を盗むという根性が気に入らない。
以前、ロンドンでも2回ほど未遂事件にあったが、実際に被害にあったことはなかった。一度目はセント・ポール寺院の近く。信号待ちをしていると、3~4人の中南米人の女の子のグループがやって来た。これは怪しいぞと思っていると、案の定一人がすぐ隣にからだを寄せて来たので、ハンドバッグを手で押さえて身をかわした。
次は、おもちゃ屋のハムリーズ。人のまばらな店内でエスカレータに乗っていると、肩から提げたバッグが動くのを感じた。バッグに手をやると、もう1つの手に触れたので、反射的にその手を払いのける。すると、東ヨーロッパ人風の男の子が「ソーリー」と言いながら、エスカレータを駆け上がっていった(あやまるだけ良心的だろうか)。
ハンドバッグはすられやすいというので、ハンドバッグを持たずにポケットに入れて出かけたら、この始末である。ポケットと言っても脇のポケットで、自慢ではないが、バミューダパンツと足との間にはそれほど余裕はなかったし、一緒に鍵の束を入れていたので、誰かが手を入れたら感じそうなものだ。敵もさるものである。こうなると、どうやって現金を持ち歩こうか、途方に暮れてしまう。
教訓。手持ちの現金はさっさと使ってしまうべきである。すられるよりは、無駄な買い物でもしたほうがずっとましだ。
日本では、めったにないスラれ方ですね。ポケットからだなんて、とんでもない人ですねぇ。
よっぽどお金に困っていたのでしょうか。飢えていたのでしょうかね。
せめてその赤ん坊のミルク代に化けてくれたらと思います。。
でも、それにしてもみちえさんのあれも、これも買っておけばよかったという後悔!(笑)
海外で暮らすには、無駄な買い物も必要だということで・・・ジャンジャン!
赤ん坊のミルク代と考えるとちょっとは救われますね。
でも、よくイギリスなどでホームレスの人が物乞いを終えて、角を曲がって行ったと思ったら、メルセデス・ベンツに乗り込んでさっそうと走り去って行ったとかそんな話もあるので、なかなか見かけではわかりません。
が、精神衛生上、赤ん坊の数か月分のミルク代になったと思っておきます。
ところでちょっと遅くなりましたが、イースターに食べるホットクロスバン。私はあんまり食べないのですが、ツレアイの大好物です。今年のアイツの意見によると、①tescoのfinest、②morrisonのbest、ということです。4つで1ポンド以上もするんだからおいしいに決まってるよね。もち、イースターなんてとっくに終わってるのにまだ食べてます。
車の登録ナンバーが記載されているし、道路税の支払いデータもコンピュータ化された昨今、Tax Diskなんて盗みの対象にはならないだろうと思っていましたが、油断はできないものですね。気をつけないと。
わたしもホットクロスバンは大好きです。最近は1年を通してスーパーの店頭に並んでいるので、夏とクリスマスしかイギリスに帰らないわたしたちにとっては、とてもうれしいことです。
gozen様のだんな様のご意見にしたがって、次回イギリスに行ったら、ぜひtescoのfinestを試してみたいと思います。