ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

大失敗!

2009-09-10 17:57:25 | イギリスの生活
今日のイギリス南東部はときどき

先日、用事があってロンドンに出た。日本領事館で新しいパスポートを受け取り、さてどこに行こうと考えたとき、ふと長年したいと思ってなかなか果たせなかったことがあることに思いついた。キングスクロス駅のホグワーツ急行の発着プラットホーム訪問である。今から3年くらい前になるかもしれない。わたしのサイトを見てメールをくれた当時中学3年生の男子から、「キングスクロス駅に行ったことはありますか?」と聞かれたことがある。

イギリスに来るたびにロンドンには最低1回は行くのだが、なかなか今まで機会がなかった。この日は美術館に行くほどの時間はないが、せっかくロンドンまで出たのにまっすぐ家に帰るのももったいない。というわけで、グリーンパークからビクトリアラインで3駅のキングスクロス駅に行くことにした。

駅に着いたものの、それらしい場所がないし、人だかりもない。そのうちに、自分の記憶に自信が持てなくなってきた。去年発行された7巻では、ハリーはホグワーツに行かなかったので、キングスクロス駅のプラットホームが本に出てきたのはそれよりずっと前のことになる。4分の3には自信があったのだが、果たして3と4分の3だっただろうか?それとも、4と4分の3だっただろうか?念のためにもうちょっと先まで歩いてみたが、やっぱりそれらしきものはない。本のブームが去ったので、特別な飾りなどは取り除いたと結論して、家に帰ってきた。

気になって家に帰ってインターネットで調べてみたら、なんと例のプラットホームは9と4分の3だった。7番線から12番線までは通路を経た向こう側にあり、そこまでは行ってみなかったのである。もしわたしがマスターマインドに出場したら、スペシャル・サブジェクトはハリー・ポッターにしようと思っていたのだが、こんなことでは、1点もとれないだろう。長年の念願を果たすのはまたの機会ということになってしまった。キングスクロス駅に行くというのはいい思いつきだったのだが、やっぱりこういうことには準備が必要だ。

(写真はチャリングクロス駅です。)

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2 コメント

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Unknown (s)
2009-09-14 07:49:43
実は私もたった数ヶ月まえにようやくこのプラットホームにある、なんというか、消えかけのトローリーを見たのです。ミチエさんには悪いけど、私はHPのファンではないのでわざわざ見に行こうとしなかったわけ。本も二冊しか読んでないしね。映画はみんな見たけれど。どうして二冊は読んだのにHPのファンになりそこなったのか。2冊目にでてくる、どこにでも行ける灰が気に食わなかった。これでどこにでもいけるのに、なんで汽車で学校に行かなければならないのか、とか思ってしまったのです。汽車に乗り遅れて空と飛ぶ自動車でいくなんてバカ。理屈っぽい私でした!
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次こそは! (みちえ)
2009-09-14 17:16:20
やっぱり、キングスクロス駅にはなにかそれらしいものがあるのですね。この次はぜひ見てこようと思います。

Sさんのブログの"Half-Blood Princ"の映画評を拝見した後、移動についてうーんと考えてみました。なぜ移動に箒を使わないかというと、17歳以上の魔法使いは、Apparation(姿現しの術)というのを使うことが許されているので、箒で移動するよりは一瞬に移動できるこの魔法のほうが簡単なわけです。そこで、通常はこの方法で移動するので箒は使いませんが、ホグワーツには魔法がかかっていて、こうした魔法による方法(格子飛行粉を含む)では、中に侵入することができないのでした。映画だとどうしてもこういう細かいところが抜けてしまうのですね。
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