星くず雑記

日々の出来事は煌めく星くずのように…

OSK日本歌劇団「春のおどり」 2 (2010)

2010年04月05日 23時58分45秒 | OSK・宝塚(OG含む)
※実際に観てきた感想です。

ハードなスケジュールの中、OSKを観に行ってきました。

・第1部「桜彦 翔る!エピソードⅡ」
正直に申し上げると、あらすじを読んだ瞬間に
「あぁ、これは宝塚なら100%駄作だな」と直感しました。

しかし実際には、こういったファンタジーが苦手な私でも、
十分に満足がいく内容でした。

第一に、上演時間が1時間と短く、
第二に、作品のテーマが明確(親子愛・生と死、かな?)で
第三に、曲やダンス、そして演出が良いので
ストーリーに多少のツッコミはありますが、満足度が高いです。

ピンスポットが効果的に使われていて、新鮮でした。
欲を言えば、映像をスクリーンではなく煙に映し出すとか
なんか工夫して欲しかったです。

・第2部「JUMPING TOMORROW!」
演出家は宝塚歌劇団の中村一徳(通称:中村B)。
どうも、宝塚とOSKの違いと特徴を完全に掴んでいない気がする。
ストーリー性が弱く、せっかくの見事な群舞が活かされていないと思う。
パワフルな女役をもっと観たかった。
あと、チェリーガールズの見せ場が少なくて不満。

唯一、最後のデュエットは非常に良かったし、
ラストの桜花さん(トップスター)の衣装が、
宝塚のパクリのような背負い羽じゃなかったのにも安堵。

決して悪い内容ではないのですが、どうも平凡で
なんとなく物足りない感じ。

まあ、最後に"桜咲く国"を口ずさみながら
手が痛くなるまで手拍子をすれば、何かすべて許せる気分。

あ、言うまでもなく、劇団員の力演は素晴らしかったですよ。
(→詳細は別途記述予定)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする