を観劇して来た。
<外伝ベルサイユのばら>
ベルばらシリーズの中でも最低レベルの作品だった。
まず、プロローグが無い。
次に、ヒロイン:マリーズが気持ち悪い。
私は以前から桜乃彩音を酷評しているのですが、
それはさておき、とにかく不自然で気持ち悪い設定。
アンドレは、オスカルより1歳年長。
マリーズとアンドレが幼なじみであり、
アンドレが8歳でジャルジェ家へ引き取られたことを思えば
マリーズはアンドレ-5歳までが限界。
…となると、 1789年7月時点では
アンドレ34歳、マリーズ30歳以上ということになる。
そして、平民ながらブイエ将軍(貴族)の"養女"、
しかも30歳のカマトト女ということは、
普通に考えれば第二夫人or愛人という立場。(例:ポーの一族)
以上の二点を踏まえると、
アンドレとの結婚だけを夢見て、20代後半で上京して
将軍の養女にになった、マリーズが
ピンクのブリブリのドレスを着て登場するというのが、
極めて気持ち悪い不自然な設定ではないだろうか。
改善するには、
1.マリーズに結婚歴(離婚or死別)がある
2.将軍の愛人or女中
にして、「歩む道は違ったけれど、幼い日の思い出は永遠」
位の方が物語として美しいと思う。
無理にカマトトぶりっこにする必要は無いのだ。
出演者では、衛兵隊の若手男役達が気になった。
まず役柄上だらしなく踊っているようにみえて、
隊列が乱れていないので、決めポーズのときにばっちり決まっている。
素晴らしい。
一方、アンドレ失明が判明し涙ぐむシーンは、みんな泣き過ぎw
明らかに涙ぐむ兵士は数名で、後は耐える方が男らしいかも。
ええ、男は人前で泣くもんじゃありませんよ。
<EXCITER!!>
最近の演出家の中では、快作を飛ばしている藤井君。
第3章「男の革命」では、冴えないサラリーマンMr.YUの姿を描く。
盆の回転を活かした、久しぶりに面白い場面。
ただ、ラストでMr.YUがイケメンに変化した後、
第4章(中詰め)へのつなぎが今ひとつ。
せっかくイケメンになったので、夜の街に繰り出し
憧れの彼女をライバルから心変わりさせる…
かと思ったら、パンフを見る限りつながりは無いっぽい。
うーん…これが惜しかった。
また第4章以降は、07年の「宙FANTASISTA!」と似ている。
歌手の女役3人が派手な衣装で歌い、
タキシードの男役達が踊る…全く同じ。
第5章も、喧嘩する若者達を放浪の旅人(トップスター)が止め、
高らかに歌い上げる…
極めて良く似ている。違いはトップスターが死ぬか否か。
第6章、スター+若手男役達による踊り。
これも全く同じ。
続く、3組のデュエットダンスだけは、セオリーなら
トップコンビ以外の二組は、桜一花・白華れみだろうが、
若手娘役の天咲千華・月野姫花が選抜されたのが面白い。
フィナーレはプロローグと同じ衣装…これも全く同じ。
前半の面白さに比べ、後半は大介君がネタ切れ気味なのが気になった。
-----
<出演者について>
真飛聖は好みではないし、
桜乃彩音は(私は)低評価しかできない。
それはさておき、
(遠目にみた)下級生娘役の舞台化粧がちょっと下品。
ちまたのキャバ嬢養成誌のような、アイメイクだけでバランスが取れていない。
宝塚の売りは品の良さなので、ちょっと工夫を。
それから、男役の判別がつかなくなって困っている。
…これは、私の予習不足が原因。
早く12月のBS宝塚特集で、最近の作品をチェックしたいです。
<外伝ベルサイユのばら>
ベルばらシリーズの中でも最低レベルの作品だった。
まず、プロローグが無い。
次に、ヒロイン:マリーズが気持ち悪い。
私は以前から桜乃彩音を酷評しているのですが、
それはさておき、とにかく不自然で気持ち悪い設定。
アンドレは、オスカルより1歳年長。
マリーズとアンドレが幼なじみであり、
アンドレが8歳でジャルジェ家へ引き取られたことを思えば
マリーズはアンドレ-5歳までが限界。
…となると、 1789年7月時点では
アンドレ34歳、マリーズ30歳以上ということになる。
そして、平民ながらブイエ将軍(貴族)の"養女"、
しかも30歳の
普通に考えれば第二夫人or愛人という立場。(例:ポーの一族)
以上の二点を踏まえると、
アンドレとの結婚だけを夢見て、20代後半で上京して
将軍の養女にになった、マリーズが
ピンクのブリブリのドレスを着て登場するというのが、
極めて気持ち悪い不自然な設定ではないだろうか。
改善するには、
1.マリーズに結婚歴(離婚or死別)がある
2.将軍の愛人or女中
にして、「歩む道は違ったけれど、幼い日の思い出は永遠」
位の方が物語として美しいと思う。
無理にカマトトぶりっこにする必要は無いのだ。
出演者では、衛兵隊の若手男役達が気になった。
まず役柄上だらしなく踊っているようにみえて、
隊列が乱れていないので、決めポーズのときにばっちり決まっている。
素晴らしい。
一方、アンドレ失明が判明し涙ぐむシーンは、みんな泣き過ぎw
明らかに涙ぐむ兵士は数名で、後は耐える方が男らしいかも。
ええ、男は人前で泣くもんじゃありませんよ。
<EXCITER!!>
最近の演出家の中では、快作を飛ばしている藤井君。
第3章「男の革命」では、冴えないサラリーマンMr.YUの姿を描く。
盆の回転を活かした、久しぶりに面白い場面。
ただ、ラストでMr.YUがイケメンに変化した後、
第4章(中詰め)へのつなぎが今ひとつ。
せっかくイケメンになったので、夜の街に繰り出し
憧れの彼女をライバルから心変わりさせる…
かと思ったら、パンフを見る限りつながりは無いっぽい。
うーん…これが惜しかった。
また第4章以降は、07年の「宙FANTASISTA!」と似ている。
歌手の女役3人が派手な衣装で歌い、
タキシードの男役達が踊る…全く同じ。
第5章も、喧嘩する若者達を放浪の旅人(トップスター)が止め、
高らかに歌い上げる…
極めて良く似ている。違いはトップスターが死ぬか否か。
第6章、スター+若手男役達による踊り。
これも全く同じ。
続く、3組のデュエットダンスだけは、セオリーなら
トップコンビ以外の二組は、桜一花・白華れみだろうが、
若手娘役の天咲千華・月野姫花が選抜されたのが面白い。
フィナーレはプロローグと同じ衣装…これも全く同じ。
前半の面白さに比べ、後半は大介君がネタ切れ気味なのが気になった。
-----
<出演者について>
真飛聖は好みではないし、
桜乃彩音は(私は)低評価しかできない。
それはさておき、
(遠目にみた)下級生娘役の舞台化粧がちょっと下品。
ちまたのキャバ嬢養成誌のような、アイメイクだけでバランスが取れていない。
宝塚の売りは品の良さなので、ちょっと工夫を。
それから、男役の判別がつかなくなって困っている。
…これは、私の予習不足が原因。
早く12月のBS宝塚特集で、最近の作品をチェックしたいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます