先日のタラコは予想外にうまく出来て、
あっという間に胃袋に消えました。
初めしょっぱいと感じたものの、日にちが経つと味が
丸くなり、買ったタラコとまったく同じ。
いや、それ以上に美味しかった・・・と思う。
それに気を良くしたのか
夫が仕事場からいつもは捨てている(!)ニシンの卵を
どっさり家に持ち帰ってきました。
ひえ~っ。
おかげで現在我が家は水産加工場状態。
慌てていろいろ調べるけど
今、日本でニシンが取れる所って少ないらしいですね。
自宅で数の子を作っている人、いなそうです。
数の子もほとんどが海外から輸入されたもの。
それも現地で加工されてくるのがほとんどらしい。
・・・どうすんだ、これ。
いろいろな情報から勝手に推測。
要は塩漬けだっ!と。
長く保存できるぐらい塩辛くすればなんとかなる!?
に違いない。(ほんとか?)
数の子は、タラコやイクラと違って完全に成熟した卵じゃないと
ダメなようです。未成熟の卵は色が茶色だし数の子独特の
硬さがまったくない。
成熟した卵でも生の状態だと生タラコぐらいの硬さ。
どうやったらパリパリするんだろう?
で、まず未成熟卵は除いて成熟卵のみ使用。
塩水につけてみる。
3パーセント、変化無し。
タラコのように濃い塩水につけると少し固まる。
上から塩をパラパラすると・・・おお、数の子っぽい硬さに。
(この辺で既に料理じゃないな。)
その後もいろいろ調べてどうやら飽和食塩水につけるらしいとか
段階的に塩分濃度をあげるとか。
面倒なので、いきなり濃い食塩水に漬けてみた。
飽和食塩水がどのくらいの濃さなのか夫に聞くと
わからん。との返事。
それでも研究者かっ!?と憤りつつ?
夜だったし今更調べるのもダルイので適当に塩を入れ、
明日考えようと一晩放置。
そしてこれが朝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7d/8649624b26fc85a84b7c0362fc3a0a1c.jpg)
血が溶け出していたので一度水を替えました。
皮はまだ剥いていない状態。
生臭くなりそうだったので硬くなった卵から
皮を剥がしてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1c/4d05034f91696fc7414d712260d12618.jpg)
だいぶそれっぽい。
ちょっと食べてみるとまだパリパリという感じはなく
ボリボリぐらい。それでも市販の味付け数の子程度の硬さにはなってる。
そして驚きはねっとりした旨みがある事。
数の子って歯ごたえだけのイメージだったけど
本物はもしかしたらまろやかな旨みがあって美味しいかも。
このあと飽和食塩水(水2L、塩800g)に漬けてみます。