三玄窯のあとは、嘉孝先生オススメの旧高取邸へ
唐津市の説明文より抜粋
旧高取邸は、炭鉱王として成功した高取伊好(たかとりこれよし)(1850~1927)の旧宅で、唐津市北城内の海岸沿いに建っています。
多くの建築専門家や文化庁から建物の価値を評価され、平成10年12月に国の重要文化財の指定を受けました。
■みどころ
能舞台、植物の浮き彫りや型抜きの動物を施した欄間、絵が描かれた杉戸絵、修復された洋間のしっくい天井などの優れた意匠を見ることができ、近代和風建築のすばらしさを堪能できます。
とのこと
ボランティアガイドさんがついて、30分ほどで案内してくださいます
旧高取邸
一言で言うと贅沢の極み
ちょっと失礼な言い方かもれませんが、「こんな田舎にこんなお屋敷が?」といった感じです
贅沢と言っても、きんきらきんの成金趣味ではなく、芸術的な細工があちこちに散りばめられた広大なお屋敷です
至るところに大きな一枚板
影の出かたまで計算しつくした欄間の透かし彫り
豪華な杉戸の画
私の大好きな波波ガラス
お屋敷内にいながらにしてそれぞれの季節を楽しめる工夫
龍虎、松竹梅、四神、、など、リズミカルなデザイン性も楽しめます
そして屋内の能舞台(能で使用しない時は広間になります)
思わず「この能舞台の下はどうなっているのですか?」と聞きました
と、いうのも、能舞台の下は、通常は甕(カメ)が仕組まれているのですが、ここはどうなっているのかな?と
こちらのお宅はすぐ目の前が海
建物の下も砂地らしく、能舞台の下はその砂地を大きく掘ってあるらしい
試に能舞台で手を叩いてもらったら、ちゃんと反響したので、一応役割は果たしているみたい
建物内の細工だけで言うなら、野村の碧雲荘にも劣らないと思います!!
私の情報源
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