茶歴は短いのですが、お茶事では最低でも2回に1度はお詰めをさせていただいています
私のような初心者が無謀なのですが、これが茶事の流れを覚えるのに一番の近道のような気がします
茶事なんて、そう度々あるものではないので、すぐに忘れてしまいますし…
最初、お詰めをさせていただくことになった時は、困りました
本を探してもなかなかこれといったものがなく…
だいたい、お詰めをされる方は、茶事の流れをよく理解されている方なので、私のように「一から知りたい」という人向きの本ってなかったんですよね
「腰掛待合で円座と煙草盆を元どおりに戻す」とか書かれてても、「元どおり」がわからない
だって、お詰めが腰掛に行くと既にお正客さんが円座をご用意くださってるんだもん(笑)
もう少し丁寧な本だと
「円座を倒していき、正客の円座を一番上にして重ねる」と書かれてある
そしてもう少し丁寧な本だと
「正客の円座を裏返し…」とまで書いてくれてる
でも、初めての時は、これでもわからなかった
だって、こういう写真って、どの本にも載せてくれないから(笑)
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本に載せる写真は、もっと美しく整った写真を載せますからね
こういう円座を立てかけてある写真なんてどこにもありません…
なるほど、これで「円座を倒していき…」ということか、と現場で理解したりする
(実際自分がお詰め以外の時にこのようにしているはずなのですが、完全にお客だと寛ぎすぎてどういったことをしたかを忘れてしまっているんですね)
あ、この本いいですよ
昨年発売されたのですが、かなり丁寧だし、これを読んだらお詰めしたくなるかもしれませんよ
私の情報源
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