星々の悲しみ (文春文庫)宮本 輝文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
星々の悲しみは、予想どうり素敵なお話でした。
予備校生の「ぼく」は、図書館で出会った美しい少女に惹かれて読書に耽っているが医大コースの予備校生の有吉と草間と友人になる。
やがて有吉が病気で亡くなってしまい、「星々の悲しみ」という絵画を描いた青年が若くして亡くなっていることと何処かつながっているように思いました。
他に西瓜トラック・北病棟・火・小旗・蝶・不良馬場など。
私は、「火」と「蝶」も好きです。
関西弁って少し苦手なのですが、宮本輝さんの本の中の関西弁は優しい感じがします。