さすがにめに見ゆるものから
かへし
なりひらのあそむ
ゆきかへりそらにのみしてふることは
わがいる山の風はやみなり
だいしらず かげのりのおほきみ
からころもなれば身にこそまつはれ
めかけてのみやはこひむとおもい
志
とものり
あきかぜはみをわけてしもふかなく
にひとのこころのそらにちるらん
みなもとのむねゆきのあそん
つれもなくなりゆく人のことのはぞ
あきよりさきのもみぢなりける
ここちそこなへけるとき、あひし
りてはべりけるひとのとはで、ここちお
こたりてのちに、とひてはべりければ
よみてつかはしける
兵衛 ふぢはらのたかつね
のあそんのむすめ
かへし
なりひらのあそむ
ゆきかへりそらにのみしてふることは
わがいる山の風はやみなり
だいしらず かげのりのおほきみ
からころもなれば身にこそまつはれ
めかけてのみやはこひむとおもい
志
とものり
あきかぜはみをわけてしもふかなく
にひとのこころのそらにちるらん
みなもとのむねゆきのあそん
つれもなくなりゆく人のことのはぞ
あきよりさきのもみぢなりける
ここちそこなへけるとき、あひし
りてはべりけるひとのとはで、ここちお
こたりてのちに、とひてはべりければ
よみてつかはしける
兵衛 ふぢはらのたかつね
のあそんのむすめ