以心伝心

書・旅・本などのメモ。

漢詩136

2011年11月24日 | 

   千里長河初凍時   千里の長河(ちょうが)  初めて凍(こお)る時
   玉珂瑤珮響参差   玉珂(ぎょくか)  瑤珮(ようはい)  響き参差(しんし)たり
   浮生恰似冰底水   浮生(ふせい)は恰(あたか)も似たり  冰底(ひょうてい)の水

   日夜東流人不知   日夜東流人知らず。

   (千里も長い川が凍りはじめる時、馬ロクにつけた飾り玉や乗る人、歩く人の

    身に付けた玉の響きが時には長く時には短く。浮生はちょうど凍りついた川底の

    水のようで毎日毎晩川底を東に流れるが人は気がつかない。)  杜牧「汴河阻凍」

 

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2011年11月24日 | 四季折々

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