酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

純米吟醸 杉並木

2011-02-27 11:06:39 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日の日中は穏やかに晴れましたが、おとといに比べ気温はぐっと下がりました。
横浜は今日も朝からいいお天気です。ただ昨日に比べてやや風が強いですね。

今日もお酒の紹介です。
栃木県上都賀郡西方町 飯沼銘醸 「純米吟醸 杉並木」です。この蔵のお酒は昨年末の最後にも紹介しました。


純米吟醸 杉並木  酒米:五百万石


このお酒には全くと言っていいほど色味がなく、とてもきれいに透き通っています。
立ち上がってくる香の中にはかすかに酸味とともに、甘さがあるという印象の香りが混ざっています。また酸味系の香りといっても決して臭みというわけではありません。気持ちをそそるいい香りです。

ところが香からくる印象と違い、味にはほとんど酸味がありません。全体的に口当たりは柔らかで、もたれ感や臭みなどがないとても落ち着いた味わいのお酒です。
風味としてはやや辛め、しかしコク深く醸されていて、しっかりとした芯のある味になっています。これもまたなかなかうまいお酒ですね。

飯沼銘醸
http://www.cc9.ne.jp/~suginamiki/

純米玉川 こうのとり

2011-02-26 11:25:53 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日は春一番。南からの強い風が吹き荒れました。天候はというと薄く刷毛で刷いたような雲がありましたが、まずまずの陽射しでした。南風との相乗効果か、気温も20度を超えるほどで大半の人がコートを脱いでいましたね。
今日の横浜は昨日よりもよく晴れて、とても爽やかなお天気となっています。

今日はお酒の紹介です。
京都府京丹後市 木下酒造 「純米生酛 こうのとり」です。この蔵のお酒は新年のお酒として「祝」を紹介しました。


純米 玉川 こうのとり


少し色味のついたお酒ですが、ほんのりとした柔らかい香を持っています。少し手であっためてやって、ようやく香りが感じられるぐらい控えめです。
口当たりの印象としては、やや強め。しかし、しっかりと醸されていて、よくうまみが引き出されています。かすかな酸味と甘さがしっかりと手を組んでいて、酒としての主張がありとても味わい深いお酒です。

とりわけ少しとろみがありながら酒臭さがありません。のど越しのあたりも柔らかで、とても飲みやすく造られています。
禁じてかもしれませんが、このお酒はごくわずかに温めてやると味がより柔らかくなってきます。途中から徳利にとり、そのまま湯豆腐のなべに突っ込んで、また酒器のグラスから陶製の猪口に変えてやりましたが、止まらなくなってしまいました。
なかなかうまいお酒です。

木下酒造
http://www.sake-tamagawa.com/

山廃純米 鶴乃里

2011-02-06 10:23:28 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日はこのブログをアップした直後から雲が広がり、陽が陰ってしまいました。
のち今日は朝から雲が多くなっています。しかしこの時間、雲もだいぶ薄くなってきて、少し陽がさし始めました。

今日もお酒の紹介です。
石川県白山市 菊姫 「山廃純米 鶴乃里」です。


山廃純米 鶴乃里  酒米:山田錦


このお酒も少しだけ色味が付いています。そこからは柔らかい、臭みのない穏やかな香りが立ってきます。
口あたちも柔らかめで、最初からコメのうまみを存分に引き出した味わいに遭遇します。味に濁り、苦みといった雑味はなく、きれいでしっかりとした風味のお酒に仕上がっています。

口の中でゆっくりともむようにしてやると、わずかに甘みと酸味が一緒に出てきます。またそこにも米の味というかもろみの味でしょうか。人によっては絞りすぎのカスから出てくる味という人もいるかもしれませんが、ふんわりとしたうまみが余韻として残ります。
私にはこれがこのお酒の味を特徴づけていると感じました。むしろこの味は好みです。

菊姫合資会社
http://www.kikuhime.co.jp/index.html

純米 鏡山

2011-02-05 11:29:04 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日の日中はよく晴れました。しかし夕方が近づくにつれて雲が広がり、雨でも降るのかと思いました。
今日の横浜は相変わらず朝からよく晴れています。それに気温も上がり、あったかくなりました。

今日はお酒の紹介です。
埼玉県川越市 小江戸鏡山酒造 「純米 鏡山」です。


純米 鏡山


かすかに色味はついていますが、非常に高い果実感を伴った香りが立ってきます。
口当たりもとても爽やかさを感じます。甘みはほとんどないものの、しっかりとしたうまみのあるお酒で、気持ちの良い含み香を楽しめます。
味にも香にももたれ感や臭みがなどが全くなく、とても味わい深い仕上がりになっています。のど越しの引きもきれいなので、つい盃が進んでしまいます。

この蔵では袋搾りが基本とか。機械による圧搾を行わないため、このクラスのお酒にしてはとてもうまく醸されています。一升瓶で2730円と、味わいに比べてとても値ごろ感の高いお酒です。
日常的に手に入るのなら、このお酒に決めてみてもいいかもしれません。なかなかの味でした。調子に乗って四合瓶を一気に行ってしまったため、おかげで今日はまだくらくらしています。

小江戸鏡山酒造
http://www.kagamiyama.jp/index.html