酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

日出盛

2008-08-31 10:21:20 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は短時間ですが晴れ間が広がり、また土砂降りになったかと思うとしばらくして上がるという繰り返しでした。夕方5時ごろから7時過ぎまでは持っていましたが、再び土砂降りに…。ですがお客さんたちも帰らないですね。ほとんどが上がるのをアーケード下で待っていました。

今の横浜は夏の陽射しが戻ってきています。1日、このまま安定してくれると、洗濯物も乾きます。


さて、今日もお酒の紹介です。
京都市伏見区 松本酒造 「純米大吟醸 限定品」です。


日出盛 純米大吟醸 限定品


土地柄でしょうか。玉乃光と同じ水の質を感じます。たちあがある香りはとてもまろやかです。
変なクセはありません。

日本酒独特の刺激、べたつく甘さなどほとんどありません。味もよく、非常に質のよいお酒です。後口の切れもよくさっぱりとした味わいです。

しかし、しっかりと日本酒を飲んでいると思わせてくれます。ワインや蒸留酒をやっているのと違い、日本の酒を飲んでいるという安堵感が伝わってきます。
うっかりすると1本いってしまいそうなので、要注意です。

松本酒造
http://www.momonoshizuku.com/top_j.html
(日本語のトップが重く、商品紹介のページもたいしたことありません)



ええとこどり 波乃音

2008-08-30 10:13:54 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日の日中は病院での治療と客先2箇所の訪問で、傘を持ち歩いていましたが一度も開きませんでした。ところが帰宅してから「どひゃーっ」て感じの大雨に。すごかったです。

のち今の横浜はやや薄い感じがしますが、日が射しています。ですが天気予報は雨のようです。


今日も完璧な二日酔いですが、お酒を紹介します。
滋賀県大津市 波乃音酒造 「ええとこどり 波乃音」です。


ええとこどり 波乃音



少しだけ、こってりとした濃厚な香りを感じます。ややもすればかなり際立ったヨーグルト臭が感じられます。
また、酵母の味なのでしょうか。特徴的な味わいがあります。日本酒としての強さはありますが、口当たりは意外に柔らかく感じます。

うまみが強すぎると評価する人もいるかもしれません。いちぜん屋にはなんとなく渋みが感じられました。

強い酒を好む人には、物足りなさが残るかもしれません。


見ても仕方のないページ
http://www.bcap.co.jp/kuramoto/naminooto/


今日は夕方から大口通という商店街でお祭りです。
例年、8月最終の土日は雨という状況が続いています。去年は何とかなったようですが、私がCCUで治療中でした。
今日もお天気が持ってくれれば、夕方から行ってきます。



錦爛(きんらん)

2008-08-24 09:18:45 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

祝! 10000ヒット到達


おかげさまで訪問者数の累計が10000を超え、昨日の最終段階で10051に達しました。

これからも、地味~~~にやっていこうと思います。


昨日の横浜は曇りで、夕方は雨になりました。気温だけは9月下旬から10月上旬並と、すっかり秋です。さすがに寒く、布団をかけて寝ていたのですが、途中で女房にとられてしまいました。

ときどき今日も横浜は曇りで、気温も上がっていません。天候不順はしばらく続くそうです。


さて、二日続けて山形のお酒の紹介です。
山形県東置賜郡高畠町 後藤康太郎酒蔵店 「純米吟醸生 羽陽 錦爛」です。


羽陽 錦爛



生酒とありますので、まず強冷で試してみました。口開けにヨーグルト臭が立ってきました。

酒質もやや強めですが、割とさっぱりとした飲み口です。味は香りほどに酸味はなく、米の甘さが出ています。

常温でも試してみましたが、香りに変化はありません。むしろ冷で試すよりも口当たりが柔らかくなり、さっぱりとした味わいになります。

味のしつこさ、強さも消え、とてもまろやかに感じます。

絞りのときに注意をすれば、酸を感じさせる匂いも消えるでしょう。そうするともっとよい酒に仕上がると思います。


後藤康太郎酒造店
http://www.yamagata-sake.or.jp/cgi-bin/view/kura/kura_desc.cgi?id=35




酒中楽康(しゅちゅうらっこう)

2008-08-23 09:38:50 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は寒いくらいでした。朝のうち半そででいたのですが、昼前から長袖のポロシャツを重ねました。
もしかして横浜は今日も曇りです。昨日ほどではないようですが、やはり気温は低いです。寝冷えに注意が必要ですね。

さて今日はお酒の紹介です。
山形県東置賜郡高畠町 後藤酒造店 「純米大吟醸 酒中楽康」です。


純米大吟醸 酒中楽康



まず柔らかい香りが立ってきますが、アルコール臭とも異なる独特の香りがあります。
味も同じで、酒質はやや強め、うまみも強く、しっかりと味わえる酒に仕上がっています。

麹の特徴が現れていると思います。7月12日に紹介した会津坂下の大和川酒造 酒星眼回(しゅせいがんかい)と同じ味が隠れています。
地域が違うので水ではないでしょう。似たような性質の種を使っているのかもしれません。

水の味、飲み口の引き際の良さは酒星眼回のほうが上ですが、この酒も「うまい酒」と評価できます。調子に乗って1回で飲んでしまいました。


後藤酒造店
http://www.yamagata-sake.or.jp/cgi-bin/view/kura/kura_desc.cgi?id=48





丹鼓 純米吟醸

2008-08-17 10:28:24 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日の横浜は最高気温34度。時々雲がかかりましたが、雨は降りませんでした。昼過ぎからは都内で、大雨になったようです。遊びに行っていた三男が、土砂降りで身動きが取れないとメールを入れてきていたようです。

今日の横浜は曇り。気温もだいぶ低く、秋を思わせる温度です。雨が降りそうだったので、ご近所の草刈と階段の掃除が早めに始まりました。参加者が少なく、時間がかかってようやく終わりました。


さて今日もお酒の紹介です。
兵庫県丹波市 西山酒造場 「丹鼓 純米吟醸 小鼓」です。


丹鼓 純米吟醸


この蔵は、女性向けの微発泡酒・リキュール類を多く出しています。

さて丹鼓ですが、常温で、かなり強い香りが立ってきます。酸味集などはありませんが、酒らしい酒の香りが立ちます。
青魚(さんまやさばの塩焼き、味の干物)など、うまみの強い酒肴であわせると非常に強い味が出てきます。

ところがオクラにめかぶの和え物、やまかけなどをあわせると、とても柔らかい味に変化してきます。
酒肴に合わせて2つの味わいを楽しめます。

ただ酒質は強いほうですね。酒飲みのお酒でしょう。酒肴を考えずに飲ませると、2度と飲まないという人も出てくるでしょうね。



西山酒造場
http://www.kotsuzumi.co.jp/
丹鼓
http://www.kotsuzumi.co.jp/products/prod_01_rice_tanco.html




火牛(かぎゅう)

2008-08-16 09:18:58 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日の横浜は気温35度。午前中は病院へ、昼過ぎからは客先への移動となりましたが、まさに焼けるような暑さでした。
今日は台風の影響でやや雲が多めですが、夏であることに間違いはありません。


夜は先輩コンサルと酒を飲み、帰宅してからも飲みなおしたのでかなり来ています。
それでも週末ですからお酒の紹介をします。

今日は小田原市入生田 相田酒造店 「火牛 純米吟醸」です。


火牛 純米吟醸


この蔵はまさに箱根山のふもと、箱根に差し掛かるところにあります。近くを走る国道1号は、正月の箱根駅伝のコースになっています。

前はもう少し山側にあったのですが、3年ほど前に「生命の星・地球博物館」の向かいに移ってきました。
アル添酒が主体の酒造りでしたが、この移転をきっかけに純米酒に一本化したようです。

醸造量が400石と少なく、あまり出回っていません。県内のスーパー、相鉄ローゼンにおいてある程度です。

さて純米吟醸ですが、香りにくどさは感じません。まあ、「とりあえず日本酒だな」という印象です。
味はあまりすっきり感がありません。べたつきこそありませんが、やや重さを感じます。後口にも切れはありませんでした。

正直なところ、そのへんのおとっつぁんの飲む酒という感じです。コストパフォーマンスが高いとはいえませんね。
小田原近辺の酒蔵では唯一、箱根の水を使っているそうですが、もったいないつくりだなと思いました。


相田酒造店
http://www.kagyu.co.jp/
火牛
http://www.kagyu.co.jp/blog/2006/03/products.html




箱根七福神

2008-08-10 10:00:49 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日の夕方から気温が下がりました。
窓を開けて寝ていたんですが、明け方寒くて、夏がけを使いました。今日だけ気温が秋になった感じです。
今日の横浜は引き続き曇りです。

それにしても谷亮子は惜しかったですね。銀メダルのベルモイ(キューバ)よりも確実に強い。組み合わせや戦い方でメダルの色は変わったでしょう。ママに拍手です!


さて懲りずにお酒の紹介を続けます。
神奈川県足柄上郡大井町 井上酒造 「箱根七福神」です。


箱根七福神



この蔵は「箱根山」という銘柄で名前が通っています。
銘柄の印象で、山深いところにある蔵を想像させますが、山すその街中に立地しています。

やや癖のある香りがたってきます。酒の香り、麹の香りというより、酵母を思わせる香りといっても良いかもしれません。非常に独特です。
最初の一口でも、香りを印象付ける味がします。味わいのある干物を口にしているような感じです。

日本酒としての強さは、ややおとなしめです。あと口の切れも良く、すっきりと入っていく印象です。

しかし、しかし、非常に特徴的なこの独特の香りとうまみの濃い味は、酒好きにとっても「不意を衝かれる」といって良いでしょう。
日本酒飲みの中にも、苦手感を持ってしまう人がいるかもしれません。上級者向けのお酒です。

井上酒造
http://www.hakoneyama.co.jp/




鷹勇

2008-08-09 08:39:23 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日の最高気温は34度でした。
ときどき今日の横浜はやや曇り気味のお天気です。
それでも8時の気温は30度を越えていて、昨日よりも高くなりそうです。

ところで昨日のオリンピック開会式ですが、冒頭のイベントはさながら北朝鮮や創価学会のマスゲームを見ているようでした。
独裁がやることは程度が同じになるんでしょうか。

それとアメリカのサッカーチーム。アフリカの国のチームかと思いました。
負ける相手ではないんですが、審判の目が何かにくらんでいた感じで、不可解な判定が数多くありました。


さて気を取り直して今日はお酒の紹介です。
鳥取県東伯郡琴浦町 大谷酒造 「純米大吟醸 鷹勇(たかいさみ)」です。


鷹勇 純米大吟醸


すっきりとした柔らかい香りです。無駄な吟醸香はありません。
しかし酒質は割と強いほうで、意外とパンチが利いた味と評価してよいでしょう。香りにも味にも、わずかですが米の甘みを感じました。
のど越しはすっきりとしていて、飲みやすさを感じます。

三杯酢の和え物や味ポンなどでしっかり調味した酒肴のときには、常温で、柔らかい味が広がる、しっとりとした柔らかさが伝わってくるお酒という印象を持ちます。
たんぱく質の多い、また味も薄めの魚のときには、むしろ酒の強さが前面に出てきます。

これがわかっていると、酒肴の味を工夫しておけば、一時に2つの顔を楽しむことができる思います。
とても面白い酒ですよ。


大谷酒造
http://www.takaisami.co.jp/
鷹勇
http://www.takaisami.co.jp/junmai1.html




鳳凰 醉心

2008-08-03 07:39:56 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日はいいお天気でした。
今日は35度近くまで気温が上昇するという予報です。7時の観測データでは昨日よりも2度ほど高い、28度を観測しています。


さて、今日もお酒の紹介です。
広島県三原市  醉心山根本店 「鳳凰 純米大吟醸」です。


鳳凰 酔心 純米大吟醸



ラベルには「横山大観愛飲の酒」とあります。

まずボトルが珍しい形をしています。この酒オリジナルということですが、コストがかかっています。

純米大吟醸でも、だいたいが普及品のボトルを使っていますから、この酒は製造原価がやや高めということとなります。

もうひとつ着目することは、このボトル、1000mlという量目で、日本酒にはない量目を設定しています。五合で900mlは時おり見かけますが、1000mlは初めてです。

冷で試しても常温で試しても、あまり変化はありません。少しだけ常温のほうが香りが強くなるというところです。また、味の変化もありません。

香りはおとなしめですが、最初の一口の味は、かなりパンチがありますね。飲み進むほどに、アルコールに麻痺しますから、柔らかさを感じてきます(錯覚です)。

しかし、しっかりとしたお酒ですから、かなり効いてきます。さすがのいちぜん屋、2回で飲み分けました。


醉心山根本店
http://www.suishinsake.co.jp/




赤磐雄町 酒一筋

2008-08-02 07:59:16 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日も外出していましたが、日向は暑かったです。3時ごろ戻ったのですが、かなり体が熱くなりました。
神奈川新聞の花火大会から一夜明けた今日、晴れです。


今日はお酒の紹介です。
岡山県赤磐市 利守酒造 「赤磐雄町 酒一筋」です。


酒一筋



岡山の風土でしょうか。全般的な香りは透明感があるのですが、少しだけ、甘さを感じます。山陽道の蔵のクセでしょうかね。
味はかなりすっきりしていて、だれた甘さもありません。常温でぴったり、うまさが伝わってきます。

この酒は質が良いと感じました。ですが売っている酒屋がだめです。横浜橋通商店街にある「モリテイ」という酒屋ですが、酒を売る環境にありません。

結局、売っているオヤジがだめです。一時はやったワインに傾倒しているようですが、質問をしてもまともな答えが返ってきません。

二度とこの店では買いません。


利守酒造
http://www.sakehitosuji.co.jp/index1.php