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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

100円ショップで備品購入

2016-05-06 15:36:14 | Diary
滅多に行かない100円ショップにGW初日に行ってみました。
行ってみて驚いたこと・・・・

めっちゃめちゃ種類があるじゃん!! 


こんなのを購入してみました。


お弁当用の保冷バッグ ブックエンド 名刺ホルダー3冊

なんとも形容しがたい感じのブックエンド。
(顔のモチーフにする必要があるのか?)
名刺ホルダー3冊でぐらつくあたりは不安もありますが、ま、100円なんだし可愛いからいっか。


先日のjacovichさんからのコメントであったように、この時季からは保冷バッグに保冷剤がMustとのこと。
早速このバッグに保冷剤をぽいっと入れて出勤しております。

しかしさ・・・・
jacovichさん・・・これ、100円ショップの保冷バッグなんですが大丈夫ですかね?


さて、画像の感じから分かるように、本日出社しております。
でもって、オフィス内はだーーーれもおりません!!(笑)
(みんな10連休中 ええなぁー)


やることは結構あるんですが、全く仕事がはかどりません。
クライアントさんに数通メールを出したんですが、おそらくみなさん10連休中だと思われ、どっからも返事が来ず。
そらそやわ。
こんな中途半端な日に仕事してへんて。

本格的にスイッチ入れるのはやっぱ月曜からだな。
適当にしてさっさと定時に帰ろっと。

Comments (2)
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頑張るシングルマザー女子

2016-05-06 01:57:40 | Work
先日のこと。
46歳のシングルマザーの女性と面談をした。
現在は大手スーパーの食品売り場でパート勤務をしているのだが、結婚するまではITの会社で5年ほどエンジニアとして働いていたらしい。

「高校卒業後にコンピュータの専門学校に入ったんです。ITがやりたくて!」
彼女はハキハキとそう言った。

結婚してもしばらくはエンジニアとして働いていたらしいのだが、妊娠を機に退職。
その後、娘さんが小学生の頃に近所のショッピングモールの食品売り場にパートとして働きに出て12年が過ぎた。
12年間、すごく頑張ったであろうと、彼女の熱のこもった話を聞いていてうかがうことができた。
レジ打ちからパートリーダーになり、新人の教育を任されるようになり、商品管理、バイト君の面接など、店の運営に関わることも任されるようになった。
「社員である店長や主任がいない時、最後の〆を任されるパートは店内でも自分だけなんです!新入社員の教育係も私なんですよ!」
と、彼女は自慢気にそう言った。


「で・・・今回はエンジニアとして登録ってことでよろしいですか?サービス業とか、接客とかではなくITのエンジニアとして・・・ってことですか?」
と、私の言葉が終わらない内に彼女が勢いよく喋り出した。
「はい!コンピュータの専門学校を出ていますし、妊娠を機に辞めたんですが、元々は開発系のエンジニアだったんです!子供が大学に入ったのを機に、もう一度ITを目指そうって決心しました。本当はスーパーのパートではなく、ずっとエンジニアになりたかったんです。子供が小さかったので融通の利く今の職場を選んでしまったんですが、本当はエンジニアとして正社員で働きたかったんです!」

数ある派遣会社の中でウチを選んでくれたことはとってもありがたい。
そこは感謝するとして、伝えなければならないことはきちんと言わないといけない。
熱意 と 現実 は比例しないということを。

以前の記事にも書いた四国から出てきた47歳の女性のケースでもそうだが、明確な目標がないまま長く同じ職場に留まるということは、同時にリスクも背負うということだ。
終身雇用というシステムがあやふやなものになってきている昨今、派遣やパートのような、更に危うい立場で働くならば尚の事、数年後の自分はどうあるべきか、どこを目指すのか、仕事に就く就かないという一部分だけを切り取るのではなく、どう生きて行くのかを明確に描いておく必要があると私は思う。
女だからとか、子供がいるからとか、主婦だからとかを理由にしたところで、未来は何が待っているかわからない。

彼女がウチに登録に来たのには理由がある。
12年も勤務した超ベテランパートにもかかわらず、突然の契約終了を会社から伝えられたからだ。
社員と同じ、いや、時には社員以上の仕事をこなしてきた12年間の彼女の実績は、いとも簡単に終りを迎えることになった。
30代前半から12年間、現場のノウハウをすべて習得し、パートの中では誰よりも仕事ができる。
けれどそれはその職場があってこそのキャリアなのだ。
彼女は宣告を受けて始めてその事を思い知らされた。
流通業界以外の経験がない46歳の彼女を、正社員で受け入れてくれる一般の会社はなかった。

「46歳で正社員を目指すのがどれほど難しいかよく分かってます!だからこそ、昔のエンジニアとしてのキャリアを活かせないかと思ってるんです!」
彼女が力を込めて私に訴えかけた。
とっても申し訳ないんだけれど、彼女が熱く語れば語るほど私の頭はどんどん冷静になっていく。
彼女がウリにする『エンジニアとしてのキャリア』は、ハッキリ言ってなんのアドバンテージにもならない。
細々ながらでもこの業界に属していたのならばまだ何とかなるが、完全に離れていた彼女に何が出来るのか私が教えてほしいくらいだ。

少し話を戻すが、実は彼女、40歳になる直前に当時の店長から『社員にならないか?』と誘われたらしい。
しかし、子供がまだ小さかったのと、社員になると別店舗への異動があることを理由に断ったんだという。

「自転車で通える今の職場だから選んだんです。電車で別の店舗に通うとか当時は考えられなかったですし・・・・。それと、正社員で働くのは昔のキャリアを活かしてエンジニアで と思っていましたので。スーパーの正社員・・・というのは私の目指してたものとは違いますし」

私は登録に来た人を冷静に、かつ、超客観的に判断しなければならない立場にあるので、見せかけのアピールに心が動いたりはしないが、そこまでして登録したいんだ という熱意は評価しなくちゃいけないとは思っている。
けれど、先程述べたように、熱意 と 現実 は比例しないのだ。絶対に。

一番致命的なのは、WindowsPCをほとんど触っていないということ。
勿論、今の職場でもWindows端末はあるだろうし、商品発注等で彼女も触るんだろうけれど、テンキーのみでの入力だろうと察しがつく。
何故なら、派遣登録時には必須のウチのOAスキルチェックで、彼女はテンキー入力の問題しか合格レベルに達していなかった。
(というか、テンキー問題だけは異常に早かった)

「ご自宅にパソコンはありますか?」
「それが・・・就職するにはパソコンくらい使えないといけないと思ってこの間実家から貰ってきました。」
「それが初のWindowsですか?」
「はい・・・そうです。Windows Vistaです・・・。でも私すっごい負けず嫌いなので物覚えは早いんです!タイピングとか家で猛練習します!」


20年前に開発系のSEを辞め結婚・・・・その後大手スーパーの食品売り場で12年間勤務。
4年前ご主人と離婚し、大学生の娘さんを抱える46歳シングルマザーの、Windows端末をほぼ知らない女子・・・・
本人の強い希望は昔のキャリアを活かせるITのお仕事・・・・

うーーーーーーーーーーん・・・・困った・・・・。
ほんとーーーーに 困った(笑)
けれど、こういう方をなんとかして現場に出すのが私の今の仕事なのだ。
勿論、なんでもいいから適当にごまかして、ゴリ押しで現場に入れちゃえ! なんてのはもってのほか、絶対にやってはならない。

シングルマザーで、急に職を失いかけているその女性が可哀想だからと言った同情からではなく、しかるべき人をしかるべき場所に送り出すのが私の仕事なのだ。
なんとかしないとあかんなぁーーーー。
連休だからって脳は休めていない状況です(笑)
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