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IT業界17年。60代になっても現役で頑張るおばちゃんがアレコレ綴ってるブログです。

面接

2016-10-09 03:04:12 | Work
木曜日、先日の記事にも書いた、後から連絡が来たB社に面接に行ってきました。
久しぶりの面接ですし、若干の緊張を感じながら臨みました。

受付を済ませ指定されたフロアに行くと、入口で待っていた40歳位の男性がこちらへどうぞとミーティングテーブルに案内してくれ、私が席に着こうとするタイミングで・・・

「で、本日の面接の担当は誰になっておりましたか?」

えっ?
知らん知らん知らん(笑)
『担当の○○を訪ねて下さい』みたいな事はメールにも書いてなかったし、電話をくれた人も当日の時間を伝えてきただけだよね?

「あ・・・申し訳ありません。担当者の方のお名前をハッキリ覚えていないのですが・・・。本日17時にお伺いすることしか確認しなかったかもしれません。」
「あぁーそーですか。えっと・・・本日の面接はどういった職種の・・・?」

えっ?どういった職種って?
そっちが17時に来いってゆーたやんけ!

と、感じたのだが、あぁー!と思いついた。
そうだ。ここは派遣会社。
内勤のコーディネーターの面接だけとは限らない。
というか、内勤の面接に来る私みたいな人間の方がレア。
前職の会社もそうだったように、派遣会社にやって来る面接者の大半はお仕事面談に来るスタッフさんがほとんどだろうしね。

「コーディネーターの正社員の面接で参りました」
「あっ、そーですか。わかりました。では担当の者を呼んで参ります。しばらくお待ちください」

で・・・
待たされること5分。
約束の17時はとっくに過ぎてるで! と思った頃、めっちゃチャラいヤンキー風味?のネイルサロンいい加減行った方がいいんちゃう?と言いたくなるほどビックリするほど伸び切った派手なネイルの制服姿(制服ってのもちょっとびっくりした)のお姉ちゃんがやって来て
「すいません。こちらの用紙を書いていただけますかぁ?面接に来た方には書いてもらうことになってるんです。これを書きながら待ってて下さい」
と、めちゃ早口で喋りながら3枚のアンケート用紙と、個人情報の取り扱いについて書かれた同意書を私の前に置いた。
笑顔全くなし。
どっちかというとつっけんどん(笑)

お姉ちゃんの後ろ姿を見送ったあと、書類にざっと目を通し、さぁー書くか・・・と思った時に気がついた。

てか・・・ペンは?(笑)

『面接だよ?持参してきてんだろ?それ使ってよね』ってこと?
そーゆーことなのか?
まぁ・・・持って来てるけどさ。
面接だしね?そりゃ持って来てるさ。
持って来てはいるけどさ、一応『ペンはこちらをお使い下さい』的に出してくれるんちゃうの?
と、心の中でぶーたれながらバッグから持参したペンを出す。

殆ど書き終え、ふとテーブルの隅を見ると・・・・

あるじゃねーか!!

テーブルの隅、飲食店のメニューのように立ててあるパンフレットの後ろからペン立ての端っこが顔を出しているではないか!!
てか・・・・

言えよ!!

『あちらのペンをお使い下さい』
って言うだろ普通?!

若干のイライラを感じながら待つことそこから10分。
てか・・・どんだけ待たせんじゃボケ!
と火を吹きかけた(あっ勿論心の中です(笑))時、
「お待たせしました。」
とめっちゃ小柄の
(さっきの伸びすぎのネイルのお姉ちゃんより小さい、と言うか、お姉ちゃんが170くらいあってデカすぎなのだが)
貧素な(すいません。失礼とは思いますが)目を合わせることすら避ける風の、気の弱そうな40手前くらい、所々シミの付いた社名入りの作業着を着たお兄さんがやって来て、私に名刺を差し出した。

げっ・・・課長かい!
申し訳ない。課長の風格一切なし(笑)

なんで貧素に見えるのかなぁ・・・作業着だからか?
作業着に所々シミがあるからなのか?
いや・・・それだけじゃないな・・・
あっ! 髪が・・・そー!髪よ!床屋しばらく行ってないんちゃう?
あーーー 歯が・・・歯医者行ってる? 行ってないよね?
前歯欠けてるよね? なんで治療しないの?

あかん・・・・
これから面接が始まるというのに雑念が止まらへん・・・

で・・・・
面接が始まったんですがね?
なんていうか・・・・すっごい違和感でした。
だってね?
私への、志望動機、今までの実績、仕事内容などなど、そういったヒアリングは一切なし(笑)
終始、会社の説明 なのである。
えー 面接だよね?(笑)
私の事知りたいんちゃうの?

しかも
説明をしながら何かにつけて
「前に勤務してらした○○さんとはウチは規模が違いますから。なかなか大手さんのようにはいかない部分が多くて・・・はい(笑)」
と無性に恐縮するのである。

「ウチも一応全国に拠点はあります。○○さん(私がこの間までいた会社)とは比べ物になりませんけどね(笑)○○さんの足元にも及ばないですわぁ」
と、やたらと○○さん○○さんと出しては恐縮しまくるのである。

いや・・・あの・・私、そこを辞めてきてるわけでさ。
今はあなたの会社に雇ってもらおうという立場でここに座ってんですけど?
なんでそんなに恐縮するん??
恐縮するんは私の方ちゃうの??

結局、私へのヒアリングはただ一つ。
「自家用車の持ち込みは可能ですかね?」

あーーー そーーかあぁああ
工場への派遣がメインの派遣会社だから、スタッフさんの様子を伺うために行く現場は、駅から徒歩何分・・みたいな場所にはないんだ。
公共交通機関で移動ができないって事だ。
いやいやいや 無理やん。
自家用車なんて持ち込めないし、社用車もあるにはあるらしいが、あったとしても運転なんてサクサク出来ないし。

「○○さん(私がいた会社)とは違うので、大きなビルのオフィスに伺う・・・ってことはないんですよぉ(笑)現場の大半は駅から遠い工場になるので・・・はいぃ(笑)車がないと行けないような場所ばかりで・・・」
と、またしてもの恐縮モード。

終始こんな感じのまま面接は15分で終了。
返事はメールでくれるそうですが、まぁ・・・・不採用 でしょうな(笑)
てかさ、強がりじゃないけれど、万万が一採用だったとしてもここは行けれん。


それにしてもよ。
なんであんなに恐縮されてたんでしょうか・・・・。
いや・・・恐縮・・・と言うか、ビビッてた?って感じ?
がああああああああああああああああ
私って怖いんかな??
うーーーーーーーーーーむ・・・・・分からん。

来週の面接もどうなることやら・・・・心配だわぁ。
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